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金持ち父さんとはなんだったのか?その4

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今年の漢字が発表されました。「金」だそうです。「カネ」ですよ、「カネ」!やっぱり世の中「カネ」ですよ!!

なんて、「カネ」を全面に押し出すと、否定的な感情を抱く人って多くありませんか?「マネーの達人」を読んでいる方はそんな否定的な感情を持つことはないと思いますが、みなさんの身の回りに「カネ」!「カネ」!と言うと、斜に構えて、はしたないとか、カネの亡者とか言う人はいませんか?
実は、かつての私は「カネ」と聞くと、眉間にシワを寄せるような人間でした。カネが世の中の全てじゃないし、カネしか見えていない人はもっと重要なことを見逃すし、カネによって人生を狂わせることになると考えていました。簡単に言うと、「カネ、カネ!」言っている人は品がないと思い、嫌いでした。
そんな私が投資をしています。みなさんだったら投資はなんのためにしますか?そうです、カネを増やすためにするんです。わざわざカネを損するために投資をする人なんていないはずです。
今では、カネが好きです。大好きです。こんなに考え方が180度変わったのには理由があります。あのお父さんが原因です。
まず、「金持ち父さん、貧乏父さん」というタイトル、苦手でした・・・。うちの奥さんが友人から借りて「これ、面白いから読んでみて。」と言われてから半年間、その本を手に取ることはありませんでした。
あるきっかけがあって読みました。音を立てて崩れ落ちる今までの価値観。自分がイメージしていた、金持ちの像がまるで違うし、さらにあの存在になれるチャンスがどうやら、自分にもあるのではないか・・・!?
中でも一番価値観を変えさせられたのが、金持ちの人たちが莫大な金額を奉仕や寄付に投じているということでした。私はボランティアだとか、人助けということが好きなタイプの人間です。しかし、寄付となると、突然存在感がなくなったかのようにほとんど寄付をしない人間でした。
「なんだ、カネカネ言っている人をはしたない、と思っていたけど、一番意地汚いのは自分だったんだ・・・。」
お金は本来綺麗なものです。それを汚くするのは人間です。お金の得方と使い方によっては、綺麗なままのお金にできるし、どうしようもなく汚いものにもしてしまいます。要するに人間の問題なんです。
お金は自分のために使うと、いつか限度が現れます。豪華な家に住み、豪華な別荘を持ち、高級車を何台も持ち、世界10周くらい旅行すれば、きっといつか「もう、お金持っていても仕方ない」と思える瞬間が来るのかもしれません。
しかし、お金は人のために使うとその限度はなくなり、いくらお金があっても足りない状況になると思います。
お金は力です。大きな力を手に入れる準備段階として、困窮している人たちを助けてください。例えばそれが、東日本大震災の義援金でもいいですし、赤い羽根募金でもいいです。寄付することにより、あなたの力を求めている人たちが見えてきます。
お金は稼ぐものです。そして、お金は愛するものです。
あなたが、お金持ちになりたいと思ったその時から、投資のチャンスの扉は開かれます!!
《青木 玄》
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青木 玄

青木 玄

SOCIAL FINANCE 代表 1981年9月16日、東京生まれ。幼少期から大学卒業まで東京に暮らしていたが、結婚を機に神奈川県に在住。2児に恵まれる。 普段はごく普通のサラリーマンをしている傍ら、平日の夜と休日は投資家としての一面を持つ。投資家としてスタートした当初は失敗につぐ失敗で、ほとんど利益は出ていなかったが、何が失敗の原因だったかを追究し、ある一定以上の成果を確保している。 現在では、セミナー形式で参加者に対し、知識のみならず成果にこだわり、「誰もが平等にお金にまつわる知識や戦略を学ぶ事ができ、かつそれらを使いこなす事ができるようになる」場を提供している。 寄稿者にメッセージを送る

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