「1×1を3以上に・・・」とか「1+1=3」とか・・・人と人が協力したり、協調したりすることで、その効果を上げていく話は多々あります。

  人には得意分野も不得意分野もあり、長所も短所もあり、考え方も多種多様です。異なる能力の人間が集まると(組み合わせ)、各々の短所を、各々の長所が補い合えるという考えは、周知のことなのですが、その(1)方向性と(2)協調性が何より重要なポイントなのです。

  組織において、その方向性とは「目標・目的・ビジョン…」という、共通の進む道をいい、協調性とは「弱点を補い合うチームワーク・相手を思いやる気持…」という相互扶助の精神をいいます。

  ここで、組織運営の話を資産運用に切り替えてみると…預金・債券・株式・不動産など、「資産」と呼ばれるスタッフが、それぞれの持ち味を持っているにもかかわらず、目的がバラバラではその効果は上がりません。

  各々金融の仕組みには「生活にゆとりをもたらす」という目的がありますが、昨今のような国内の低金利時代には、預金や債券の「利子所得」の調子が悪いため、「配当や不動産」といった他の所得が「ゆとりのためにリカバーする」ことが大切なのです。

  目的は「所得の確保」であり、金融の仕組みそれぞれに特徴があり、助け合えることがチームワークなのです。

  ところが、その特徴である「リスクやリターンの仕組み」「値上がりを期待する運用と利子・配当・賃料を獲得する所得の仕組み」を学ばず、「チームワークを組む」ことを怠ると、単なる「商品選び」にとどまり、悪い結果と欠点ばかりが目立つ破目になってしまいます。

  これは、組織運営でも同じことが言えますが、会社の方向性・組織員の協調性が崩れたとき、業績という効果は半減してしまうことがあるのです。