いきなりに重い話かもしれませんが、「生死」に関わる話で、非常に重要なことですので、何回かに分けて説明させていただきます。

  これには、社会保険制度・がん治療・分子標的薬・保険の考え方などをパズルを組み立てるように説明しないと、理解しにくい部分があります。また、一般的には「保険」というものは、人が亡くなったり、ケガ・病気になってから支払われるものです。自動車保険・火災保険にしても、事故や災害に遭ってから支払われるものであって、保険に入っていたから、「生命」が助かるということは、少し前まではありませんでした。

  少し大きな都市だと、複数の保険会社を取扱う保険ショップがオープンし、以前より、複数の保険会社や商品を選ぶ機会も増えました。インターネットで、検索すると検索結果はたくさんでてきます。ところが「命を守る保険」で検索するとわずか、約70万件の検索結果数です。参考までに「生命保険」では約1370万件、「医療保険」では約930万件、「がん保険」では約700万件です。(いずれもグーグルの検索結果)

  わかりにくいですが、保険の選び方で「命」を守れるかどうかということは、まだまだ認識されておりません。もちろん、検索結果の数だけで何が良いかを断定できません。平成25年1月17日の朝日新聞でも「分子標的薬」の費用が1か月33万円かかるということから、ほぼ一面を使って取り上げていましたが、現実的な対策方法は示されておりません。

  私がこの「分子標的薬」のことを某TV放送局の番組で知り、当時でも可能な方法を提案し、3度も連絡を取らせていただきましたが、担当のプロデューサーが会社を退職されたこともあり、放送で取り上げられることはありませんでした。(続く)