※本サイトは一部アフィリエイトプログラムを利用しています

注目記事

確定申告で「医療費控除」ができる医療費は?

税金 税金

  一般に、1年間の医療費が10万円を超えた場合、超えた金額について、確定申告をすれば、「所得控除」を受けることができ、所得税・住民税を節約することができます。対象となる医療費には、おもに次のようなものがあります。

・病院やクリニックで支払った治療費の自己負担分

・治療のために必要な医薬品の購入費
  (かぜ薬など。。。ビタミン剤など、予防や健康増進が目的のものは不可です)

・あんま、マッサージ、はり、きゅうなどの治療費
  (ただし、疲れを癒したり、体調を整える目的は治療費ではないので不可)

・家政婦さんに病人の付き添いを頼んだ場合の療養上の世話代

・助産師による分娩の介助代

・介護保険制度のもとで提供された施設、居宅サービスの自己負担額

・通院代、医師の送迎代、入院時の部屋代や食事代の費用などで通常必要なものの費用

・義手、義足、松葉杖、義歯代など


  なお、民間の医療保険などから給付金を受け取った場合は、医療費から差し引かなければなりません。年間の医療費を集約するためにも、家族全員の1年分の医療費の領収証はちゃんと保管するようにしないといけません。確定申告には、領収書の提出も必要です。

《中村 宏》
この記事は役に立ちましたか?
+0

関連タグ

中村 宏

中村 宏

株式会社 ワーク・ワークス 代表取締役社長 山口県生まれ。大阪市立大学経済学部卒業後、 株式会社ベネッセコーポレーションに勤務。2003年にファイナンシャルプランナーとして独立し、 FPオフィス ワーク・ワークス を設立。「お客様の『お金の心配』を解消し、自信と希望にかえる!」をモットーに、個人相談、セミナー講師、雑誌取材、執筆・寄稿等を行っています。 個人相談件数は1,000件超。 無料のメールマガジン『生活マネー ミニ講座』(平日毎日)配信中。 登録はこちら → http://www.mag2.com/m/0000113875.html ・ファイナンシャル・プランナー(CFP(R)) ・住宅ローンアドバイザー 寄稿者にメッセージを送る

今、あなたにおススメの記事

特集