投資家、フリーランス、自営業、中小企業社長に節税メリットがある「確定拠出年金制度」とは

  誰が言い出したか巷で話題のアベノミクス効果は最近の株高のお陰でしょうか?最近は投資に関心のなかった方達からも「投資をはじめたいけど何から勉強したらいいかわからない。」、「何に投資したらいいかわからない。」、「どのくらいの金額から始めたらいいかわからない。」、「いつから始めたらいいかわからない。」というお悩みのご相談を弊事務所でも最近良くうけます。

  とりあえずそういった方には「自分が投資しても痛くない金額からされては如何でしょうか?」というものの「月々5,000円位~ならそういうお金にまわしてもいい。」というお話。

  正直そのくらいの金額から投資の醍醐味を味わうのは正直かなり厳しいと思うのが投資経験20年以上の自分の率直な意見ですが、最近は投資商品の買うタイミングを選ばない「コツコツ投資家」なるものも流行ってきている様子。

  確かに投資は続けていくことが重要なので、少額からでも投資をすることでそもそも相場の動き、情報を常にウォッチしていくことになりますし、そもそも少しでも相場という「場」に参加しているので投資に関する情報感度は磨かれるでしょう。

  また案外知られていない制度ですが「確定拠出年金制度」という制度はコツコツ投資していく方には向いているなあと思うのです。でもこういう話をすると「確定拠出年金制度って大手企業だけの制度でしょ?私には関係ない。」という思い込みの方が多いのですが、実はこの制度大きな組織に属していないフリーランス、自営業、中小企業社長などにも非常に使える制度なのです。

  自営業、フリーランスの方等は国民年金1号被保険者ということで、かなり自助努力して資産形成していかしないと老後の年金はそれこそスズメの涙という事態になりかねないので、国としても国に頼らず自分で老後の資金の自己形成の努力する人には、それなりの優遇として税制面での優遇などがあるのです。ただ、この話、私の周りの自営業、フリーランスの方にしてもあまり知られていません。

  ちなみに自営業、フリーランスの方の確定拠出年金は「個人型」ということになるので自分で維持手数料の安そうな個人型の確定拠出年金制度を扱っている金融機関に申し込めばいいんのですが、これまた金融機関も手数料のあまりうまみのない金融商品は積極的には営業攻勢かけないため(苦笑)自分で探すということになります。

  また年金制度がない中小企業オーナーなどでも国民年金2号被保険者という形であれば節税メリットだけではなく社会保障削減メリットもダブルで受けられるような仕組みにもなっているのです。その場合の確定拠出年金は「企業型」ということになります。

  また次回コラムからは具体的にどのような税制メリット等があるかなどを解説していきたいと思います。

この記事を書いた人

真多 美恵 真多 美恵()»筆者の記事一覧 (8) http://www.fp-mata.com/

真多美恵FP事務所 代表
ファイナンシャルプランナー
大手証券会社在職中に法人担当とまだ401kという名前すら世の中に浸透していない頃から滋賀県下の商工会議所に啓蒙活動で確定拠出年金についてセミナー等を開催。その経緯からFPとして独立してからNHKの「日本のこれから」というディスカッション番組の「年金」特集の時にパネラーの一人として出演。その番組内でも一貫した主張としては「日本の年金はもう根本的に制度改革しないと人口構成上もたないし我々現役世代が不利益を被る。他人まかせでなく自助努力の年金構築が必要」中小企業の財務戦略としての401K(確定拠出年金)についての正しい知識、投資教育活動を地道に続けている。
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