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「お宝保険」とは?最近見つけたお宝保険から学べる知識や知恵(1)

ビジネス 社会

  最近お受けした保険見直し相談において、久しぶりに発見しました~~、「お宝保険」と業界では言われている生命保険を。

  「お宝保険」とは予定利率と言われる、契約者に約束する運用利率が高い貯蓄性のある、養老保険や終身保険のことを指しています。ちなみにその予定利率は5.5%で、現在は1.5%。それが来月からは1.0%にしようという流れなので、いかにその5.5%が有利かというのがわかりますよね。

  ではなぜそれが「お宝」なのかというと、わかりますか?わかりますよね(笑)そう、利率が高いから。では何故今みたいに超低金利の時代なのに、このような高金利なのか?

  それは、その生命保険商品が固定利率だったからです。世の中の金利が高い時代に加入した、固定利率型の金融商品(保険商品ですが)だったので、日本の金融庁の管轄内ではまず手に入らない、「お宝」と言われる高利回り商品と化したわけです。

  ちなみにこの20年間がデフレであったことを考えると、資産価値の目減りも防げたわけですから、毎月保険料を払い続けていたものの、それ以外はほったらかしにしておくことの出来た最強の金融商品だったということが言えるかもしれません。その保険は昭和61年くらいに加入されてますから、インフレの時代で株式や不動産のほうが短期的には有利だったはず。

  しかし、その後のバブル崩壊を考えると、その保険商品に入っていたことが正解だったのです。

  さて、今回のこのケース、様々な理由からこのような結果が得られました。何故このような結果になったのかを、次回に引っ張っていろんな角度から検証していこうと思います(笑)そんなことで、もっともっとお金のリテラシー(知識)を高めていきましょうね。

《藤井 伸喜》
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藤井 伸喜

株式会社 Jリスクマネージメント 新潟中央支社 新潟支部長 信金、証券、保険の業界での22年間の経験を活かし、地域のみなさんの役に立ちたいといった想いを持ちながら日々仕事に取り組んでいます。さて、その中で僕が力を入れて取り組んでいる活動は地元新潟を中心に、大人も子どもも「正しいお金の知識」や「お金を賢く使うため知恵」を学ぶことの出来る環境を整えることです。なぜそれが必要かといいますと、日本人がこれから本格的に来る、グローバル社会の中で生き残るため、つまり自立型人間となるために必要な要素だと思うからです。 寄稿者にメッセージを送る

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