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マイホームを検討する場合はライフプランを考慮した資金計画が大事

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  多くの方が展示場などで話が盛り上がってしまい、それが住宅資金の基準となってしまうことがあります。展示場を見に行くことはとても良いことだと思います。しかし、そこで舞い上がってしまって自分の基準がもてなくなることは避けてもらいたいです。

  各ご家庭でライフプラン(生活設計)は異なります。年収が同じでも、住宅ローンの額はちがって当然です。「●●さんや△△くんは、毎月○万の返済だって」というのは参考になりません。なぜなら、家族の生活の仕方が違うからです。年収がにかよっていても、生活設計(生活・趣味・お子様の人数・教育費・車の購入・老後・将来の夢など)が違えば住宅ローンの選ぶ金利も返済期間なども異なります。

  住宅ローンは多くの方が20年以上の長期の返済になります。借りられる額=返せる額でないことを第一に考えてもらいたいと思います。

  「人生の3大支出」として住宅・教育・老後資金があります。しかし、こうした支出はライフプラン(生活設計)によっていくらでも変わってきます。そのうちの教育費の割合としては、日本政策金融公庫の資料(平成23年度)では平均37.7%となっています。残り63.3%で住宅ローン・教育費・老後資金をまかなう必要があります。このような状況から、ライフプラン(生活設計)の重要性が分かって頂けると思います。

  まずライフプラン(生活設計)をたて、キャッシュフロー表(収支)・住宅ローンの返済計画を作成したうえでマイホームの検討をお勧め致します。

  皆さんが同じ住宅ローンを借りる必要はないのです。各ご家庭にあった資金計画が生活するうえで重要となります。見えない不安を解消するためにも必要です。将来が不安だからと色々なことを我慢するのはもったいないです。見えなかった不安を解消することで、マイホームもてないのでは?と思っているご家庭でも大丈夫なこともあります。

  変動金利で試算・シミュレーションするのではなく、まずは、長期金利固定での試算・シミュレーションをしてみることをお勧め致します。

《栗原 昭博》
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栗原 昭博

栗原 昭博

スマイルFP事務所 代表 住宅ローン専門FPです。あなたや家族の笑顔がいつまでも続くためのお手伝いをしています。1975年2月 群馬に生まれ、群馬で育ち、その後、群馬でマイホームを建てる。住宅ローンを組んだら(変動金利)、知らぬ間に金利部分が増えていた。あのまま知らずにいたら・・・と思うとゾッとします。変動金利が悪いわけではありません、メリット・デメリットを知らずに借りるという危険。「借りられる額」と「返せる額」とは別です。あなたに適した物を選ぶ必要があります。「失敗した!!」では済まないのです。 <保有資格>:住宅ローンアドバイザー・ファイナンシャルプランナー(AFP)・モーゲージプランナー 寄稿者にメッセージを送る

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