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「お宝保険」とは?最近見つけたお宝保険から学べる知識や知恵(2)

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  前回のお宝保険から学べることを、お伝えしていきたいと思います。まず一つめは「資産の分散、長期投資」です。

  ただこれは保険を使った貯蓄が良いと言っているわけではないのですが、当時の経済環境からすると有利な金融商品はほかにもあった。しかし前回もお伝えしましたが、タイプの違う手段を利用したことで、このような高金利商品を持つことが出来たわけです。しかも20年以上の長期にわたる運用で、複利効果もバッチリ得られた訳です。

  ところでこれはちょうど今起きている状況に、当てはまるかもしれないので要確認。今はバブル状態にあり円安や株高により、短期的にはFXや株式で資産を殖やし易い時期。しかし状況の変わるときが必ず来ます。なので、中長期的に資産形成出来る手段も、考えるようにすべきです。

  かといって今は固定利率の養老保険や終身保険に入ってはいけませんよ。

  今後インフレになる可能生が高いですので、とても不利な手段になってしまいます。するなら複利効果が得られ、しかも高利回りの期待出来る海外ファンドなどに、コツコツと長期で積立していくのが良いでしょう。これが恐らく「現代版お宝保険」の代わりを果たしてくれるはず。

  あのウォーレン・バフェットもそうですし、富裕層の人たちは長期投資をオススメしてます。決してFXや株式の短期売買を否定しているのではないですが、まずは長期の資産形成できる手段を確保することが大事。次に仮にゼロになっても構わないと思える金額で、短期売買を楽しむというほうが絶対いいです。そうすれば、精神衛生上良いですから。

  もし短期売買のみでの資産形成をされている方は、ぜひ長期資産形成出来るものも検討してみて下さい。そんなことで、もっともっとお金のリテラシー(知識)を高めていきましょうね。

《藤井 伸喜》
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藤井 伸喜

藤井 伸喜

株式会社 Jリスクマネージメント 新潟中央支社 新潟支部長 信金、証券、保険の業界での22年間の経験を活かし、地域のみなさんの役に立ちたいといった想いを持ちながら日々仕事に取り組んでいます。さて、その中で僕が力を入れて取り組んでいる活動は地元新潟を中心に、大人も子どもも「正しいお金の知識」や「お金を賢く使うため知恵」を学ぶことの出来る環境を整えることです。なぜそれが必要かといいますと、日本人がこれから本格的に来る、グローバル社会の中で生き残るため、つまり自立型人間となるために必要な要素だと思うからです。 寄稿者にメッセージを送る

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