今回は「新年度の株式相場」です。

  4月1日から実に値動きの激しい相場を形成しています。4月1日は寄り付きから日経平均先物に売りが入り、次第に下げていき更に下げたという感じでした。特によくなかったのが新興市場とREIT指数でした。

  新興市場は年初からバイオ関連や不動産といったテーマ関連株が上昇していたのですが、先週の金曜日に新興市場のバイオ関連株の中心的な銘柄が大きな下方修正をした影響もあり、引けにかけてはストップ安連発という状況でした。

  TOPIXなども3%下げてかなり雰囲気が悪かったですね。

  で、昨日4月2日なのですが、寄りつきは更に下げて始まりましたが、あっという間に切り返して新興市場・REIT指数ともにプラスで引けました。新興市場という所はもともと激しい動きをしますが、こういったときはビックリするような動きです。

  では、4月1日と昨日の株式市場の動きを一考してみます。4月1日と昨日の下げはリバランスとそれに乗ったCTAという状況だと考えることができます。

  リバランスとは今まで保有していた資産の配分を適正な値に戻すことを言います。年度初めでのこのリバランスの為に機関投資家の保有していた株が売られたという状況もあると考えられます。

  そして、このリバランス以上の下げたという感覚はCTAという(商品投資顧問業者や商品取引アドバイザーと言われている方たちで、先物運用の専門業者のことです。)業者の売り仕掛けが有ったと考えられます。一気に売り崩したという感じでこの数値が4月1日の先物取引の売買手口に表れています。

  一方、昨日4月2日の売買手口を見ますと先日売りを行っていたCTAが買い戻しに入っていることが分かります。

  ただ今回の下げは押し目を待っていた投資家には絶好の買い場になったと思います。

  投資には様々なリスク要因が有ります。北朝鮮の最近の報道なども地政学リスクととらえて良いでしょう。他にも為替や、EUの問題などなどです。保有している資産を一資産のみや一方行のみで保有していると危機には耐えられません。様々な取引形態を用意しておいてリスクに備えることが必要だと感じています。