アベノミクスで円安、株高が進んでいます。今後も円安傾向は続くでしょうか。なぜなら、物価2%になるまで日銀が金融緩和を続けるからです。金融緩和(お金の量を増やす)を続けるとなぜ円安になるかのメカニズムについて説明しておきます。

  為替は、通貨の交換比率です。一方の通貨の量が増えれば、他方の通貨に対して相対的に価値が薄まりますので安くなります。ドル円で考えれば、米国はドルの量を増やしてきたのに、円はそれに比べ円の量を増やしてきませんでした。その結果、円が相対的に少ないので円高になっていたのです。

  もちろん、為替相場はお金の量だけで決まるわけではありませんが、大方、お金の量で説明がつきます。日本では為替と株価は正の相関関係が見られます。つまり、円安株高の傾向にあります。

  投資をするには今は良いタイミングです。主の投資信託のポイントを見てみましょう。

インデックスファンド

  インデックスファンドは、日本株のベンチマークであるTOPIX(東証株価指数)などに連動することを目標にした投資信託。幅広い銘柄に投資する。ファンドマネージャーが投資対象を絞り込み、ベンチマーク(市場の平均点)を上回る収益を目標とするアクティブファンドに比べ信託報酬などのコストが安い。

  インデックスファンドの一種であるETF(上場投資信託)は個別株と同じようにリアルタイムで取引が可能。外国債や外国株式に投資するタイプであれば円安による基準価額の上昇が期待できる。新興国を対象にしたファンドは値動きが大きい。

REIT(リート)

  不動産投資信託。オフィスビルや商業施設、レジデンス、物流倉庫などを投資対象とする。不動産の実物と違い換金性に優れている。収益は比較的安定しており、高配当が魅力。海外を投資対象としているREITファンドを購入することで円安による基準価額の上昇が期待できる。

バランスファンド

  株式や債券、不動産など幅広く分散投資する投資信託。予め投資対象に対する比率が決まっていて、価格変動により比率が変化した場合、自動的に比率が調整される(リバランス)。投資対象が外国株式などであれば円安による基準価額の上昇が期待できる。

コモディティファンド

  貴金属や資源、食糧などの商品(コモディティ)価格のコモディティインデックスに連動することを目標とした投資信託。金(ゴールド)は円安や
 インフレ時に大きく値上がりする。