昨年12月の政権交代で自民党・安倍政権が6年ぶりに2度目の登板となりました。第一期政権では「戦後レジュームからの脱却」「美しい日本」等と抽象的な言い回しで、前政権の小泉さん時代のシンプルな解りやすさとはちょっと違う印象でしたので、何を言いたいのか「?」マークを感じた人も多かったでしょう。

  今回の登場では、「経済再生」一本に政策を絞り、「三本の矢」で20年間のデフレから脱却させると勇ましく船出をし、今のところ運行計画通り順調に航海している様です。

  一本目の金融緩和、これは市場に大きな期待感を抱かせ、市中にお金がだぶつく事で金利低下、その結果円安に転換、円安は日本の産業の中心ででもある輸出企業の収益改善に繋がるとの期待感からの株高と、まるで絵に描いた様な流れでしたね。でも市中にだぶつくお金を誰がどの様に使うの?という心配はあります。

  二本目は大幅な財政出動です。国土強靭化政策という名の基に、大幅に財政出動しようというものですが、これで当面は経済が活性化することは多分その通りでしょう。しかしながらどんどん膨らむ国の借金という財政赤字問題の解決策が見えて来ません。このあたりは別の機会に書いて行きたいと思います。

  三本目の成長戦略、実はこれが一番大事なことだと思うのですが、どういう方向を目指すのか、まだ議論の最中ですね。

  しばらくの間、このコラムで三本の矢を消費者目線で見つめ続けて行きたいと思います。