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社長は配当か臨時給与、どちらでもらうのが有利?

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受け取った個人の税務上の違い
Q:当社は非上場の会社で、社長が会社の株式の100%を保有しています。この場合、社長が会社から金銭をもらう際に、臨時給与としてもらうのがいいのか、もしくは配当としてもらうのがいいのか、どちらが有利なのでしょうか?

  解説:オーナー社長にとっては、会社からお金をもらうのに、臨時給与としてもらうのか、配当としてもらうのか、特に気にしないかもしれませんが、会社の経営にとっては、税金計算の違いだけではなく、株式の評価にも影響を与えますので、注意を要します。

1. 受け取った個人の税務上の違い


2. 支払う法人の決算数字の違い


3. 株価への影響


要するに…

  個人の税率だけで考えるならば、通常配当でもらう方が社長にとっては有利になるかと思われます。ただし、配当を行うと株価に影響を与えますし、役員への臨時給与は法人の課税対象ですので、法人財務、業績、収益力、外部への影響等を併せて判断すべきでしょう。

《小嶋 大志》
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小嶋 大志

小嶋税務会計事務所 代表 税理士  一橋大学商学部卒業後、丸紅株式会社を経て西山会計事務所にて法人・個人の決算申告、相続税申告、株式の評価など担当。みらいコンサルティング株式会社・税理士法人みらいコンサルティング(旧中央青山PwCコンサルティング株式会社)国際ビジネス部部長を経て2010年1月より現職。 寄稿者にメッセージを送る

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