将来、公的年金制度が危惧されていることから、老後の生活資金の確保に関しては、自助努力が必要になってきています。その中で、ワンルームマンションを購入し、それを賃貸にすることで、いわゆる不労所得(実際は不労所得ではないが・・・)を手に入れることができるのですが、思わぬ落とし穴に嵌っている方もいます。
  
  そこで、2回にわたって、ワンルームマンション投資を行う場合の注意点を挙げていきます。まずは、その前に一般的に言われている、ワンルームマンション投資を行う場合のメリットは次の通りです。

ワンルームマンション投資を行うメリット

インフレに強い

  一般的に不動産の賃料はインフレ時には物価の上昇に応じて上がる傾向にあると言われています。また、土地の価格も、物価水準に応じて上昇してく傾向にあると言われています。

定期預金と比べると高利回り

  大手都市銀行の定期預金は0.025%前後ですが、ワンルームマンション投資は新築であれば利回りは3%以上となっています。

生命保険代わりになる

  ローンを組む時に、団体信用生命保険に加入します。万が一、ローン返済中に死亡または高度障害になってしまった場合、団体信用生命保険からローンの残債額が支払われます。万が一の場合、債務のない毎月の家賃収入が入ってくるマンションが、残されたご家族の方に渡すことができます。

私的年金代わりになる

  ローンの返済が終了すると、毎月の家賃収入が私的年金代わりになります。

節税対策になる

  家賃収入は給与収入とは別に不動産所得として申告を行います。この時に、不動産所得の必要経費として減価償却費を計上します。これは、実際の支出が伴わない必要経費となっていますので、実際の現金収益と税金計算上の収益はこの減価償却費の分だけ差額が生じることになります。そして、もし、不動産所得が赤字になった場合、損益通算ができますので、支払う所得税および住民税が少なくなります。

  また、相続が発生した場合、投資用不動産は、賃貸をしているのであれば一定額を差し引くことができますので、その分だけ、相続税が軽減されることになります。

   これらのメリットがすべて実現されるのであれば、夢のような話です。しかし、これらの夢を実現させるためには、長期にわたって家賃収入が入ってくることが大前提になってきます。

物件選びは慎重に

  現在、地域によって差はありますが、空室の賃貸マンションは数多くあります。したがって、購入しようとしている物件は、それらのマンションと競争をしても、長期にわたって勝つことができるのか?を判断する必要があります。

  そこで、必ず購入する前に物件の周辺の状況などを、自分の目で確かめておきましょう。また、可能であれば、物件の内部も確認しておく必要があります。その時に、自分であれば、住んでみたい部屋かどうかも考えてみましょう。なぜなら、借りる人は、物件の内部を確認してから借りるかどうかを判断するからです。

  続きに関しては、次回、お伝えします。~どうぞ、お楽しみに!~