安倍首相が混合診療の拡充を、関係閣僚に指示したという報道がありました。ところでみなさん、この「混合診療」とは何かご存知ですか?

 これは、健康保険が適用される保険診療と、適用されない保険外診療との併用のことなのですが、これが現状では認められていないのです。

 ところでこの「認められていない」ということは、「保険外診療をしてはいけない」という事ではなく、治療の過程の中で必要な保険診療も行う場合、その保険診療が健康保険の対象外になってしまい、保険外診療も合わせて、全額自己負担になるという普通に考えると不可思議な仕組みになっているんですね。

 ですから医師と患者の合意のもとで、まだ未承認の治療法を行いたいと思っても、法律が認めていないために、莫大な費用負担が発生する恐れがあり、その選択を諦めざるを得ない。その現状を安倍首相は変えたいと思っての指示なのでしょう。

 ところでそこに立ちはだかるのが、官僚である厚生労働省。

 先日もお伝えしましたが、今後の日本のことを考えると、アベノミクス第3の矢である規制改革を実行出来ないといけない。ぜひ成功させていただきたいものですし、こういった良いことは我々国民も応援しないといけないですね。(執筆者:藤井 伸喜)