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困った…生命保険の保険料の支払いが難しい時の3つの解決策

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困った…生命保険の保険料の支払いが難しい時の3つの解決策

 困った…生命保険の保険料の支払いが難しい! 毎日、生命保険の営業をしているとお客様から様々なご相談を受けます。その中には「保険料の負担で困っているのだが、何かいい方法はないだろうか」といったご相談もあります。

 もちろん保険を解約すればいいのですが、せっかく医師の診査や告知を経て保険に加入したのです。もし、解約をした後に改めて保険に入ろうとしても、健康状況や病歴によっては前と同じ条件で入れるとは限りません。場合によっては保険に入る事が出来ない事もあります。そのような状況の中で、お客様が悩んでいる事は意外に多いものです。

保険料が支払えない時の3つの対策

その1 保険金の減額

 その対策として、私はまず保険料の負担を軽減する為に、「保険金の減額」をご提案します。この方法は保険を解約するのではなく、保障を下げる事によって保険料の負担を軽くするものです。

 例えば、現在の保障が2000万であったものを、半分の1000万に減額するのです。およそですが、保険料も現在の半分程度になります。

fig_incidence01[1]

その2 延長(定期)保険への変更

 では、どうしても保険料が払えない場合はどうすればいいでしょうか。その場合、「延長(定期)保険への変更」をご検討下さい。いわゆる掛捨型の保険ではなく、貯蓄型の保険には解約返戻金があります。その解約返戻金をもとにして以降の保障を継続する方法です。

 つまり、保険料の払い込みを中止して、その時点での解約返戻金を活用して、死亡・高度障害保障のみの定期保険に変更するわけです。この方法ですと保障額は変わりませんが、保険期間は一般的に短くなります。

fig_incidence02[1]

その3 払済保険への変更

 この延長保険によって、保険期間が短くなるのが不都合な場合は「払済保険への変更」という方法があります。この方法も保険料の払い込みを中止して、その時点での解約返戻金を活用する事は延長保険と同じですが、保険期間はそのままにする事が出来ます。ただし、保障額の少ない保険(同じ種類の保険または養老保険)に変更していく事になります。

fig_incidence03[1]

特約の扱いに注意

 以上三つの方法で、せっかくの保険を解約する事は避けることが出来るかも知れません。しかし、注意すべき事は特約の扱いです。特約が付加されている場合に、上記の方法を利用すると減額もしくは消滅する事がありますので、変更する際のデメリットを保険会社にしっかり確認してから決断をして下さいね。(執筆者:松山 靖明)
<図表抜粋 生命保険文化センター ホームページより>

《松山 靖明》
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松山 靖明

松山 靖明

不動産管理の営業を経て、現在は生命保険に携わる。一貫して法人に関与し、経営者に寄り添える営業を目指す。他に地域の市民講師として年金・相続等の講演。NPO法人 日本FP協会(大阪)の「くらしとお金のFP相談室」2020年 相談員。スカラシップアドバイザーとして高校にて講演活動など積極的に展開。 <保有資格>:FP技能士1級、CFP(サーティファイド ファイナンシャル プランナー)、TLC(トータル・ライフ・コンサルタント 生保協会認定FP)、宅地建物取引士、DCプランナー2級、第2種情報処理技術者、小学校教諭、養護学校教諭、ビジネス法務エキスパート、ファシリティマネージャー、第一種衛生管理者、社会保険労務士、年金アドバイザー2級、生命保険支払専門士 寄稿者にメッセージを送る

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