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小さな巨人を生み出す複利運用

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小さな巨人を生み出す複利運用

 消費税があがってから1ヶ月以上経過していますが、皆様のお財布事情に与える影響はいかがでしょうか? 3月までと比べると、買い物するときに「やっぱり高くなったな…」と思われる方も多いのではないでしょうか?

 消費税に端を発しガソリンも値上がりしたり、様々な物価が上がっていきますが、サラリーマンとして働いていてもその分を補うほどの賃金の値上げは見込めない企業というのが大多数だと思います。

 そこで、こんな時代にだからこそ、投資の優位性を見つめなおしてみる必要があります。今回の話題はズバリ、「複利運用」!

複利運用ってなに?

 複利運用とは、単純に言ってしまうと、投資で稼いだお金を他に使わずに、さらに投資に使っていき、再投資をしていくことです。

 実は、複利運用はサラリーマンでもしている人たちは多いです。例えば定期預金です。

 ここで、モデルケースとして、1,000万円の資金があるとします。これを全額定期預金に預けます。現在の日本の定期預金の年利はおよそ0.01%です。

 これを20年間ずーっと何も使わずに複利運用している場合は以下のような計算になります。

1年後 1,010万円
2年後 1,020万円
3年後 1,030万円
4年後 1,041万円
5年後 1,051万円
6年後 1,062万円
7年後 1,072万円
8年後 1,083万円
9年後 1,094万円
10年後 1,105万円

 では、同じ1,000万円の資金があるとしたら、投資家としてデビューして、年利10%を複利運用する場合は以下のような計算になります。

1年後 1,100万円
2年後 1,210万円
3年後 1,331万円
4年後 1,464万円
5年後 1,611万円
6年後 1,772万円
7年後 1,948万円
8年後 2,143万円
9年後 2,357万円
10年後 2,594万円

 上記のように定期預金で複利運用するよりも、投資で年利10%で複利運用していくと10年経ったときの差が1,449万円もひらいてしまうんです!

まとめ

 ・投資で稼いだお金はやたらめったら使うのではなく、再投資していき、複利運用すべし

 ・年利が低い定期預金よりも、投資で年利10%以上で複利用していくと、最初は小さいかもしれないが10年後には巨人を生み出す力となる

 みなさんは投資をいつ始めた方がいいと思いますか?
 10年後?
 それとも今から?(執筆者:青木 玄)

《青木 玄》
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青木 玄

青木 玄

SOCIAL FINANCE 代表 1981年9月16日、東京生まれ。幼少期から大学卒業まで東京に暮らしていたが、結婚を機に神奈川県に在住。2児に恵まれる。 普段はごく普通のサラリーマンをしている傍ら、平日の夜と休日は投資家としての一面を持つ。投資家としてスタートした当初は失敗につぐ失敗で、ほとんど利益は出ていなかったが、何が失敗の原因だったかを追究し、ある一定以上の成果を確保している。 現在では、セミナー形式で参加者に対し、知識のみならず成果にこだわり、「誰もが平等にお金にまつわる知識や戦略を学ぶ事ができ、かつそれらを使いこなす事ができるようになる」場を提供している。 寄稿者にメッセージを送る

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