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世代別、エンディングノートを書く目的 20歳代から書くことをオススメ

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世代別、エンディングノートを書く目的 20歳代から書くことをオススメ

 「エンディングノート」という言葉を聞かれたことはありますか。多くの方がうなずかれていると思います。そうです…自分の人生を振り返り思いを記したり、自分の財産を記したり、介護や延命治療のこと、葬儀やお墓、仏壇のこと等…何を書いても良いのです。ただし「遺言書」と異なり法的拘束力はありません

 では、「エンディングノート」は何歳になると、書くものだと思われますか。多くの方が50歳かな、55歳かな…とお考えだと思います。それは違います!

 エンディングノートは、何歳からでも問題はないのですが、20歳代から書くことを、お勧めします

 20歳代から「死ぬこと」を考えるの? と言われそうですが、エンディングノートは決して「死ぬこと」を考えるのではありません。今後の人生の助けになるものです。

 20歳代で「エンディングノート」を書く目的は、これから始まる自分自身の人生について、考え始めるきっかけを与える、です。少し異なるかもしれませんが、自身のライフプランを立てる準備物、でしょうか。

 30歳代での目的は、人生が大きく動く方も中にはいらっしゃると思うので、その人生をより良いものにするため、今どうあるべきかを考えるきっかけを与える、です。

 40歳代での目的は、自身の人生と自身の親の人生とが交わる頃なので、親の今後の在り方と親との関係・立ち位置を考えるきっかけを与える、です。

 50歳代での目的は、いよいよ自身の社会人生活も終わりが見えてくる頃なので、自身のセカンドライフの在り方をしっかり考えるきっかけを与える、です。

 60歳代以降での目的は、50歳代で立てた自身のセカンドライフを実践し、軌道修正を図るきっかけを与える、です。

 と、こんな風に…自身と常に隣り合わせに存在し、自身の人生のバイブルとして欲しいものです。各世代において、家族や周囲の方に対する気持ちというものは、必ず変わります。その変わりを認識し、自身が考えた人生を歩んで頂きたいと思います。エンディングノート…一度書いていただくことを、お勧めします。(執筆者:宮島 千佳)

《秋口 千佳(旧姓:宮島)》
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秋口 千佳(旧姓:宮島)

秋口 千佳(旧姓:宮島)

えふぴ〜癒し庵 代表 社会人になって税理士事務所で働き始め、ずっとこの業界にいます。生きていくうえで「マネー(お金)」とは切っても切れず、仕事でも切っても切れない関係です。「マネー(お金)」に関する疑問や不安というのは、一生付きまといます…誕生から死亡まで。一生付き合う必要があるのであれば、上手に付き合うべきです。その参考に、ぜひお読みください。 <保有資格>:CFP/一級ファイナンシャル・プランニング技能士/相続診断士/終活カウンセラー 寄稿者にメッセージを送る

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