こんにちわ。「FXは投資? それともギャンブル? 意外な結論とは」の記事の中で、「FXは投資、しかし取引の仕方でギャンブル化することもある」とお話ししました。
他の投資法にも同じことが言えるのですが、ギャンブルで資産倍増を狙うことはできません。ここで続編として、FXをギャンブルではなく投資として取引し儲ける極意を2つご紹介します。
1.セルフコントロール
セルフ(自分自身)をコントロール(制御)することが、FX投資の極意の一つです。セルフとは主に自分の感情を指していますが、FX投資に感情の制御が必要不可欠です。
為替チャートを見ていると、人という生き物は簡単に感情が揺さぶられ、注文すべきでない時に注文してしまうことが多々ありまして、セルフコントロール失くしてFXで勝つことはほぼ不可能なのです。
どのようにセルフコントロールするか、簡単に言うと「ロボットになること」です。ロボットには感情がありませんから、プログラミングに対して反抗しませんよね?
FXトレーダーもある意味ロボットとなり、条件が揃った時にだけ取引する、つまりプログラム通りに売買するのみです。そこに‘無駄’とも言える感情は必要ないのです。勝てるルールに基づいて淡々と売買することで、投資としてのFXで資産運用が可能になります。
2.稼ごうと思わない
上で触れたセルフコントロールに関係しているのですが、「稼ごうと思わない」ことがもう一つの極意となります。
FX取引はレバレッジをきかせた取引ですので、レバレッジが高くなるほどリスクが高くなる投資法であることを踏まえ、少額での取引がベスト。いつも口が酸っぱくなるほど言っていますので、読者の方は耳にタコができてしまったかもしれませんが、これは重要なポイントなのでもう一度。
資産運用のポートフォリオの中で、FXによる投資は少額で。
少額でFX取引を行ない、取引スタンスは「銀行定期預金の利息+α儲けられたら成功」です。100万円を1年間定期預金しても利息はだいたい1,500円程度。(年利0.300%、税抜前)
仮にFXで、1カ月で2,000円ほどの利益を得られたら1年で+24,000円ですから、銀行定期預金の16倍の利益になる計算です。卓上の皮算用に過ぎない! と言われたらそれまでですが、非現実的な利益計算ではないはずです。
100万円の余裕資金の内、1万円あれば十分です。稼ごうと思わない。このスタンスで、少額でFX取引をすることで、決してギャンブル的な取引ではなく効果的・効率的な資産運用ができます。(執筆者:堀 聖人)