身近な投資法に「株式投資」と「FX投資」があり、多くの個人投資家が資産運用として利用しています。これから資産運用を始めたいと考える時、必ず選択することになるであろう2つの投資法。迷うあなたが選択すべき投資法はどちらでしょうか? 迷うならば、先ず2つの投資法を比較してみることをオススメします。

株とFXの投資対象

 株は一企業への投資、FXは一国への投資となります。一企業は営業や財務状況などの要因で倒産・破綻する可能性がありますが、国が破綻する可能性はかなり低いですから、外貨を保有する方が相対的にリスクは低いと言えます。

 ただし、FXはレバレッジをきかせた差金決済取引ですから、外貨を現物で保有するのとはリスクの程度が少し違うことをお忘れなく。

株式市場と為替市場のオープン時間

 東京証券取引所の取引時間は午前9:00~11:30、午後12:30~15:00。一方で、為替市場は原則24時間取引可能となっています。(土日を除く)

 いつでも取引できる環境があるFXは、融通をきかせられるのがメリット。サラリーマンなら夜の時間帯に、主婦なら旦那様と子供のいない昼間の時間帯に、といった具合で取引できます。今ではモバイル端末での取引が人気で、主婦の中には夕飯の支度をしながらiPadで取引しているという方も。

取引の醍醐味

 株式取引とFX取引の共通点は、キャピタルゲインです。キャピタルゲインとは、株価・為替通貨の値幅の上下による利益のことで、主に短期トレーダーが重視する利益となります。

 株式取引とFX取引の大きな相違点が、その他‘副産物’です。FX投資で長期間、高金利外貨を保有すると、スワップポイントで一定の収益を望めるわけですね。銀行預金の利息みたいなものですが、FX投資は利息と違ってスワップポイントは毎日付与されます

 それに対し株式投資は、配当金と優待商品が1年に1、2回付与され、多くの投資家が株式投資を手がける大きな要因となっています。配当金額と優待商品は企業によって異なり、最近ではプロの将棋棋士がお気に入りの企業優待商品を紹介し、その株価が急に値上がりしたという事例も。

 こうした株式取引の”付録”に関し、『株式取引の方が興味深い』、『生活に関わってくるので楽しい』という声が上がるのもうなずけます。

 ただし、手っ取り早く稼ぐなら株式投資よりも断然FX。短期間での利益率が高いのは間違いなくFXでして、その理由はまた今度お話しできればと思いますが、今回の記事を通して株式投資とFX投資には意外な違いがあること、お分かりいただけたと思います。株式投資とFX投資、あなたはどちらがお好みでしょうか?(執筆者:堀 聖人)