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節税対策にお勧めの「ふるさと納税」(2) 実際に申し込んでみた

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節税対策にお勧めの「ふるさと納税」(2) 実際に申し込んでみた

 今年もあと3か月ほどです。2014年12月31日までに寄付をしなければ、来年の3月15日までにおこなう確定申告と、それに応じた所得税の還付と住民税の軽減を受けられないので残りの期間もあとわずかです。

 今回は、ふるさと納税にて具体的に寄付をする事例を説明します。

 まずは、ふるさと納税に申し込むことからスタートです。どの地域に寄付をすればよいのかを選択しましょう。所得税の還付と住民税の減税効果については、どの地域に寄付をしても、変わりはありません。しかし、自宅に送付される特産品については、地域ごとに大差があります。

 家計にとっても最も喜ばしいのは、普段の生活で出費がある「お米」です。ここでふるさと納税における「お米のお得度ランキング」を調べてみました。ダイヤモンド社ZAiのサイト(※)にてわかり易く表示されます。

1位 岡山県吉備中央町 1万円でコシヒカリ20kg
2位 長野県阿南町 1万円でブレンド20kg
3位 福島県湯川村 2万円でコシヒカリ60kg
4位 滋賀県多賀町 1万円でキヌヒカリ15kg
5位 千葉県睦沢町 1万円でむつざわ米15kg 
その他、1万円でお米10kgも自治体が数多くあります。

 しかし、残念ながらお得度上位5位までは、9月時点では既に受付終了となっています。お米の場合でも人気がある自治体では、その年の後半に品切れとなっていることがありますので早めに寄付の申請をされるとよいでしょう

 ここでお米は断念して、ふるさと納税特典で最も人気のあるお肉がお勧めです。特産品選びはとてもワクワクします、ぜひこの楽しい感覚を知ってください。実は、最も人気のある特産品はお肉です。わかり易いので、ここでもZAiのサイト「牛肉のお得度ランキング」(※)を参照します。

1位 北海道鷹栖町 1万円で鷹栖牛1kg
2位 山口県美祢市 1万円で秋吉台高原牛1kg
3位 兵庫県宍粟市 1万円で宍粟牛850g

 しかし、このサイトは牛肉だけでして、お肉でお得度が最も高いといわれているのは、牛肉ではなく豚肉です。茨城県石岡市の弓豚詰合せ2kg、その次は、北海道鹿追町の鹿追豚セット1.8kg。私の場合は、ふるさと納税の寄付金申請の第1号として、茨城県石岡市を選び、特典は弓豚詰合せ2kgを選択しました。

 「石岡市 ふるさと納税」で検索、特産品のページにて弓豚特典をクリック、あとは寄付申請フォームに必要事項を記入して確認し、送信しました。

 その後、週末を挟んで役所の翌営業日に、メールが届きました。お礼文、手続きの説明文と振込口座が記載されていました。

「多数のお申し込みをいただいている為、2か月から3か月程お時間をいただいております。」

 とのコメントもあり、人気の高さと発送手続きの忙しさを感じました。

 早速、寄付金を自治体指定の口座に振り込み、このあとは特典の到着を待ち、続いて必要な手続きをおこなう予定です。

 その他に寄付をした自治体は、長崎県五島市のお魚セット「奈留の恵」、北海道八雲市の「肉オールスターズ」等々。各自治体は、とっても頑張っています。洒落がきいています。

 今回は特典に目がいってしまいましたが、どの自治体への寄付においても使用目的を選択することができます。

 長崎県五島市では、

1. 歴史・文化を生かしたふるさとづくりに関する事業
2. 市民によるまちおこしに関する事業
3. 自然環境の保全並びに景観の維持及び再生に関する事業
4. 地域資源を活用した産業の振興に関する事業
5. 社会福祉の向上及び教育の振興に関する事業

 寄付をされた人と寄付をした人にとってもお得となるシステムが成立し、寄付をしたお金がそこに住む人にとって有効に使われることを望みます。

 東京で不動産経営を成功させて、地方に寄付金をして利益を還元する。ふるさと納税制度により、よいお金の循環ができていると思います。しっかりと節税対策をして、地方の活性化に貢献に参加をしましょう。(執筆者:大長 伸吉)

【外部参照】
お得な「ふるさと納税」ランキング~お米編~(ダイヤモンドZAi)
お得な「ふるさと納税」ランキング~牛肉編~(ダイヤモンドZAi)

《大長 伸吉》
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ランガルハウス株式会社 代表 サラリーマン誰もが不動産賃貸物件を新築し、副収入と資産を得るチャンスがあることを自己の体験と現在のサポート事例により立証している。その実例に基づいたノウハウをセミナーと相談会にて解説し、相談者が満室経営をするまでをサポート。月収300万円を獲得したサラリーマンが月収300万を獲得した事例、年収500万のサラリーマンが年530万の副収入を獲得できた事例やローン返済期間30年を15年に短縮する方法など、独自のノウハウが好評。土地取得から満室経営までトータルサポートを行い、38人が44棟185室の新築物件を取得し、年金不安を払拭できている。セミナー参加者は累計1848人、相談会は2035回に達する。自身は4棟21室の物件を運営している。 <保有資格>:AFP、宅地建物取引士、貸金業務取扱主任者 寄稿者にメッセージを送る

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