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杉原杏璃さんが1000万円稼げた理由 芸能人に学ぶ株投資の極意(1)

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杉原杏璃さんが1000万円稼げた理由 芸能人に学ぶ株投資の極意(1)

 最初に、有名人4人の名前をご覧ください。

・杉原杏璃(グラビアアイドル)
・杉村太蔵(元衆議院議員、小泉チルドレンの代表的存在)
・浜崎あゆみ(歌手)
・北野誠(タレント)

 なぜこの4人を挙げたのか? と思うかもしれませんが、実はこの4人には大きな共通点があるんです。それは、4人とも株式投資を含めた資産運用を手掛ける有名人なのです。意外な名前もあるかもしれませんが、背景や立場の違う4人それぞれが資産運用で一定の成果を得ていることは、注目に値します。

 グラドルの杉原杏璃さんは1000万円を稼ぎ、杉村太蔵氏に至っては何と資産1億円を築くことに成功したとか。では、彼らがなぜ資産運用で成果を得ることができたのか。それぞれの手法や思考パターンから学べることがありますので、一人ずつひも解いていきたいと思います。


≪株投資で1000万円稼いだ杉原杏璃さん≫

杉原杏璃さんの投資術から学ぶ

 まずは、杉原杏璃さん。彼女がどのように株式投資をしているのか、その手法に注目してみようと思うのですが、その手がかりとなる昨年のLivedoorニュースをご覧ください。

『そんな杉原が、大きな勝負として注目したのが「東京オリンピック招致」に関わる企業の株価。 東京五輪決定前に行われた取材では、「東京だったら、どの株でも上がると思うんですよね」「気分なんですよね。人のバイオリズムで株は成り立っている」と 説明し、オリンピックがもし東京に決まれば、それを契機に上昇すると思われる株への投資を目論んだのである。番組では、杉原がインターネットで建設会社の 株を購入する模様を公開。その投資金額はグラビアの年収と同程度の200万円だった。

9月8日の午前5時、自宅のテレビで東京五輪決定を確認した杉原は、午前9時に東京証券取引所が開くと株価を確認。投資した1株1,400円の建築株は、1,533円まで高騰したという。結果、杉原は株の売却で19万円を儲け、そのお金で大型液晶テレビを購入している。』(引用元:ライブドアニュース)

 杉原さんの株式投資スタイルから学べることが幾つかあるのですが、一つは先見の明をもって株式投資に挑んでいる点です。将棋棋士のように長期的思考をもって株式投資することが重要であり、杉原さんの投資術はその点を強調していると言えます。

 将来的に株価が上がるのはどの株か、その具体的な根拠は何か。しっかり考え、調査してから株式売買を行なうことが大切ですね。

 また、トレンド(流行り)を掴む姿勢にも習いたいところです。というのも、杉原さんが掴んだトレンドは「東京オリンピック」でした。私たちもどのニュース・情報と株価上昇が関係するのか常にアンテナを張るべきです。

 例えばですが、アリババがNYに上場したことで、同社株式の約3割を持つ筆頭株主のソフトバンクの株価は将来的にどうなるのか。2012年度から始まった注目の「なでしこ銘柄」、2014年度には最大44社が指定されますが、なでしこ銘柄の株価は今後どうなるのか、などなど。先を見据えて考えると、今後の株式投資のヒントが見えてくることでしょう。

 しかし、1000万円稼いだから杉原さんと言えども、すべてが順調で問題がないわけではないようです。そんな杉原さんが得た一つのアドバイスとは…

『でも、まだうまくいかないことも多いという杉原氏。最近、投資のプロの知人から「とにかく人が思うことと逆のことをやれ」と聞いたという。「ですから、いま売りたいなと思っても、ちょっと我慢するようにしています」…』(引用元:現代ビジネス)

 ここにも株式投資で成功する一つのヒントが隠されています。“人が思うことと逆のことをする”、つまり他の投資家たちの売買ポイントと違うところで売買すること。これが株式投資の極意の一つなのです。これはどういうことでしょうか。

 投資家のほとんどは株価チャートを見ながら売買しているのですが、その株価チャートというのは過去の株価をグラフ化して表示したものです。しかし、その株価チャートを形成しているのは人間であり、人間の心理を表している、と一般的に考えられています。

 というのは、投資家たちはテクニカルやファンダメンタルを分析し、「買いたい」又は「売りたい」という考えの下、注文発注。そして約定の結果が、場合によっては約定なしのストップ高・ストップ安という結果がチャートに表示されていますから、チャートは人間の心理を表していると言えるのです。

 そのチャートを見ながら売買する時に、「買いたい」と思った時はなかなか買えず、買えても高値を掴まされたなんてことがよくあります。少なくとも私はその経験があります(泣)。それもそのはず、自分が買いたいと思った時は、大部分の投資家たちも買いたいと思っていますから。

 でもですね、その「買いたい」という集団心理が働き株価上昇が起こった時に、仮に株を売ることができたとしたら利益を得ることができますよね。“人が思うことと逆のことをする”とは、その事なんです。

 他の人が買いたいと思う時に売り、他の人が売りたいと思う時に買う。これができればそれ相応の利益を得られるはずなんです。もちろん「言うは易く行うは難し」ではありますが…。

 さて、おさらいですが、1000万円を稼ぎだした杉原杏璃さんの投資術から学べたのは、以下の3つの点でした。

◆先見の明をもって株式投資に挑む
◆トレンド(流行り)を掴んで株式投資をする
◆人が思うことと逆のことをする

 今後の株式投資の参考になれば幸いです。後日、あらためて著名人から学べる投資の極意についてお話しできればと思います。(執筆者:堀 聖人)

《堀 聖人》
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「お金のために働くのではなく、お金に働いてもらう」ことをライフテーマとするアラフォー。銀行にお金を預けるだけでは時間とお金を活かしきれていないと悟り、お金がお金を生む仕組みを独学で学ぶ。投資歴は株式投資8年、FX3年。開設済み証券口座は5口座、FX口座は10口座以上。株式投資、FX投資、クレジットカードをメインに鋭い視点からなるコラム執筆中。日経ヴェリタスなどでもコメント。 <保有資格>:第二種証券外務員資格 <メディア掲載>:日経ヴェリタス 2015年11月15日号、 株完全ガイド(晋遊舎) 寄稿者にメッセージを送る

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