8月下旬、1株226円と年初来安値に迫るマネーパートナーズGP(証券コード8732)でしたが、9月初めに突然、年初来高値となる522円に跳ね上がりました。その要因の一つが、「マネパカード」の取扱開始でした。

 マネパカードを一言で言うと、「海外専用プリペイドカード」なのですが、渡航先の現地ATMで現地通貨を引出すことができるだけでなく、マスターカード加盟店限定ではあるものの、クレジットカードと同じようにキャッシュレスのショッピングができるという画期的なカードなのです。そのマネパカードへの期待値による株価急騰だったというわけですね。


期待集まる「マネパカード」

 しかし、一番気になるのが手数料。現地ATMでの現金引出に関して言えば、各種クレジットカードや新生銀行のキャッシュカードでもできますし、銀行窓口での外貨両替で渡航先外貨を手にすることも可能です。それら外貨入手方法よりもお得な手数料で外貨獲得できなければ、マネパカードの利用価値は半減することでしょう。

 そこで、マネパカードの手数料とその他外貨両替の手数料を以下、比較してみたいと思います。(分かりやすいように、円⇒米ドルの両替手数料を比較)

銀行窓口

 一般の都市銀行窓口で日本円を米ドルに両替すると、仲値(その日の標準レート) +3円が両替レートとなり、その +3円が両替手数料にあたります。仲値が109円だとすると112円が両替レートとなる、つまり1ドルを手にするために112円支払うことになり、手数料の割合は2.75%となります。

クレジットカード

 一般のクレジットカードを渡航先で利用した時にかかる手数料は、概ね1.60%となっています。決済時に仲値が109円だった場合、110.7円が両替レートになります。

マネパカード

 マネパカードは、マネーパートナーズ取引画面にてカードに外貨をチャージする方法が採用されています。チャージする時に、「マネーパートナーズのFXレートに一定のコストを加えたレート」(マネパカードHPより)でチャージすることになるわけですが、”一定のコスト”とはどれほどなのか不明でしたので、サポートに問い合わせてみました。すると…。

『両替コストは、例えば米ドルの場合は、1ドルあたり概ね80銭を加えたレートをカード用両替レートとして提供しています』

 とのこと。

 そうなると、仲値が109円の時はチャージする時のレートは109.8円となりますから、0.73%が手数料という計算になりますね。

 以上の通り、銀行窓口での両替、クレジットカード、マネパカードを利用した時の各両替手数料を比較してみました。両替手数料を簡単におさらいすると…

◆銀行:2.75%
◆クレジットカード:1.60%
◆マネパカード:0.73%

 このように、マネパカードを利用すると、銀行で米ドルに両替するより約1/4の手数料で、クレジットカードの約1/2の手数料にて米ドルを手にすることができるわけですね。手数料の観点から言えば、マネパカードは間違いなくお得です。(執筆者:堀 聖人)


マネパカードがあれば両替のために銀行窓口に並ぶ必要はありません!(羽田空港にて、個人撮影)

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