不動産投資において、自己資金を貯蓄しておくことはとても大切です。自己資金が多ければ多いほど、これから起こるすべてのことにおいて優位に働きます。最もわかり易いのが、銀行からの融資です。自己資金が多い人は、銀行の融資を必要としません。借り入れがなくても、土地と建物を購入できてしまいます。

 しかしこのような人はきわめて稀で、多くの人は銀行からお金を借ります。お金を借りるときでも、自己資金が少ない人は不利です。銀行員さんから、「自己資金が少ないので、融資の審査を行うことができません」と言われる場合もあります。融資の審査もしてもらえないとなると、購入しようとしていた物件を諦めることになります。莫大な労力と時間をかけ、極上の物件がようやく目の前に出てきたのにです。

 それにもかかわらず、資金不足で諦めなければならないときほど空しいことはありません。資金不足ということは、たいてい短時間で解決できるものではありません。資金を短時間で集めようとすると短期の借り入れをおこなうことになり、手数料や利息などの効率の悪い選択となり、費用が高くついてしまいます。

自己資金が無い人はどうすれば良い?

 それでは、自己資金が無い人や自己資金が少ない人はどうすれば良いのでしょうか?

 最も明確な答えは、決定的なタイミングが来る前にあらかじめ準備をすることです。自己資金が簡単に貯められないことは、多くの人も同じ状況です。だからこそ、最も良い準備の方法は、日々こつこつと積み上げるということです。決して、無理をしてはいけません。地道に、着実に、自己資金の積立てを継続するのです。

 多くの人は、地道な作業が好きではありません。そのため、自己資金がたまらないのです。競争で勝ち抜くことが出来るのは、自己資金を積み上げている人なのです。

 だからこそ、今すぐに貯金を始めるべきです。たいていの不動産投資では、自己資金は1000万円程でスタートできます。もちろんより大きな土地や物件を得るためには、より多くの資金が必要です。

1000万円貯まる人の考え方

 しかし、1000万円は途方もなく大きな数字ではありません。大きな数字はかみ砕いてみるとよくわかります。1000万円を10年で貯めようとすると、1年あたりでは100万円を積み上げればよいのです。30代の人が10年かけたとしても、まだ40代です。不動産投資を始めるのには、まだまだ若いタイミングです。10年は決して長い時間ではありません。

 年金対策として、不動産を持つのならば、40歳の人が20年かけても、ちょうど60歳です。自己資金ゼロの40歳の人が1000万円を20年かけて積み上げるには、1年で50万円を貯蓄すればよいのです。年間50万円ならば、ボーナスをキープしておくだけでも可能かもしれません。

 1年をさらに分割すると毎月の積み上げ金額は約4万円なのです。4万円ならば、毎月の積立金としては無理のない範囲です。将来日本の年金政策が崩壊しても、今までどおりに生活ができるということが安心なのです。一人で休日、街や郊外に遊びに行くだけでも、1日で1万円はかかります。4人家族で、外食をしても1万円程になってしまうこともあります。

 多くの人は、簡単に出費を重ねます。支出をなるべく減らし、将来に向けて、積み立てをしようと決意することが大切です。また既に自己資金を500万円持っている人ならば、あと500万円だけでよいのですから、先ほどの毎月4万円の半分、毎月2万円でゴールに到達できるのです。

 年金対策として、東京で1棟の収益不動産を持つために、自己資金の積み上げについて揺るぎのない決意をして、不動産経営にて、成功を掴んでください。(執筆者:大長 伸吉)

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