ふるさと納税の魅力は何と言っても特産品。各地方のグルメ商品や特産物をもらえるということで、事前予想以上にふるさと納税が活用されているようです。読者の方の中で、節税対策の一環としてふるさと納税を利用した方が少なくないのでは?

 そんな嬉しいプレゼントが貰えるふるさと納税なのですが、特産品が狙いではない世のため人のためである、“心のふるさと納税” が少しずつ注目を浴びています。

 人は日常生活の中で基本的に2種類の喜びを感じると言われていますが、一つは「与えられる喜び」、もう一つが「与える喜び」。実は、後者の方が人はとりわけ大きな喜び・満足を感じるとのことですが、“心のふるさと納税” を利用すれば普段は感じられない喜びや満足感を得られる、というのが注目されている理由なんです。

 特産品をもらうか、ささやかな喜びを得るか。これは各人が選択すべきことではありますが、一つの選択肢として “心のふるさと納税” を知っておいて損はありません。具体的にどんな “心のふるさと納税” があるのか一例をご紹介します。

≪ハンドボール 春の中学選手権大会の存続を目指して≫

自治体:富山県氷見市

概要

 平成17年度から毎年、氷見市で春の全国中学生ハンドボール選手権大会が開催されており、そのスポンサーは財団法人地域活性化センターでした。しかし、今年からその助成がなくなってしまうとのこと。来春以降の大会継続にむけて、ふるさと納税による支援を募っているわけですね。

納税のメリット

 中学生は13~15歳。約6年後に開催される東京オリンピック時には19~21歳。中学生選手権大会を糧とし、2020年東京オリンピックの時に日本代表として活躍できる選手が出てくるかもしれません。名も知れない無名の子供たちが成長する姿を見られるのは、何とも心温まる瞬間であります。

 その他に、実はいろいろな特典がもらえるメリットも。まず、納税者の名前が「春中ハンドボール大会」のプログラムに記載される予定で、そのプログラムをもらえます。また氷見市の「特産品」を一つ、「氷見温泉郷 総湯」の入浴割引券、春中ハンドボール大会決勝戦プレミアムチケットが特典となっており、意外に豪華な内容となっています。(申込締切りは2015年1月31日)

 ふるさと納税というと、もらえる特産品や税金控除が注目されがちですが、ちょっと違う角度から見てみると意外な発見と収穫がありそうです。“心のふるさと納税”、もし良かったら体験してみて下さい。(執筆者:堀 聖人)