2015年がスタートしましたが、2014年分の確定申告や還付申告を初めて行う人や久しぶりに行う方も多いのではないでしょうか? 確定申告書や還付申告書を記入する時には数多くの専門用語が登場し、分かりにくいといった方も多いと思います。

 2月からの確定申告時期になると、税務署または別に設置された確定申告会場では蜂の巣をつついたような混雑状況です。場所によっては会場に入るのに1時間以上待たなければならない場合もあります。

 そして、税務署または別に設置された確定申告会場には税務署の職員の方々など多数のスタッフの方を配置していますが、すべての方の質問に対して、分かりやすく丁寧に記入方法を説明するのは難しい状況にあるのかもしれません。

 その混雑の中で、どのように申告書を記入すれば良いのか? が分からずに唖然茫然としている方や、記入の方法が分からずに怒りに満ちている方も時々見受けられます…

 しかし、幾つかのポイントを抑えておくことで、唖然茫然とすることや怒りに満ちる必要もないのです。

 それでは、幾つかのポイントをご紹介しましょう。

確定申告(還付申告)をスムーズに行う3つのポイント

1. 混雑している2月~3月の時期を外す

 まずは、1つ目のポイントですが、よく“確定申告”と言われますが、医療費控除や初年度の住宅ローン控除などにより、納め過ぎた所得税の還付を受ける場合は“還付申告”になります。

<参考>還付申告(国税庁・タックスアンサー)
https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2030.htm

 この還付申告の期間は、その年の翌年の1月1日から5年間となっています(確定申告義務のある人は異なる)。

 5年間の期間がありますが、必要書類などの紛失も考えられますので、早めに申告を行う必要がありますが、1月から申告を行うことが可能ですので、混雑している2月~3月の時期を外すことも可能です。

 混雑している時期を外すことで、分からない部分があっても丁寧に教えてもらうことができるでしょう。

2. 必要書類や質問内容を事前に準備しておく

 そして、2つ目のポイントですが、2月~3月の混雑時期に申告しなければならない場合もあるでしょう。その時に、各自で必要な書類や記入方法などを事前に準備しておくことがポイントです。

 自分自身で調べて準備しておくか? それとも、上記と重複しますが、1月の時点で税務署に質問に行くのも一つでしょう。

 分からないことがあれば、どのような種類の申告(医療費控除、住宅ローン控除)を行うのか? そして、どの部分が分からないのか? を事前にメモ紙などに記載しておき、そのメモ紙を用いて税務署の方に質問をすると、対応がスムーズになります。

 口頭だけで質問を受け、それに対して素早く的確に返答するのは“税金のプロ”であっても難しいものがあります。

3. 車では行かない

 最後に3つ目のポイントですが、税務署や確定申告会場の駐車場が満車になっていることが多々あります。

 会場にもよりますが、駐車するだけで時間がかかってしまうことがありますので、公共の交通機関を利用する方がベストです。

 ちょっとした工夫で、面倒だと思われる確定申告や還付申告もストレスを溜めることなく行うことができます。(執筆者:岡田 佳久)