2015年も本格的に動き出しました。2014年を振り返る意味で、個人事業主の方は、そろそろ確定申告のことがちらちらとよぎります。

 資料を整理したりして、少しずつ準備をすすめておられることと思います。その資料の中で「社会保険料(国民年金保険料)控除証明書」というものがありますよね。これは、ご存じのとおり国民年金保険料を支払った金額の証明書。

国民年金の仕組みをおさらい

 ところで、国民年金というのは、原則65歳以降の収入の柱です。

 この国民年金…基本は20歳から60歳まで支払って、65歳から受給が始まります。受給額は平成26年の基準で満額1年間778,500円です。未納の方や免除されていた方は、この満額はもらえません。

 満額と言っても1年間で778,500円。月額では64,875円です。サラリーマンをされている方は、これに「厚生年金」が上乗せされますが、個人事業主の方は上乗せがないため、この金額で65歳以降は生活することとなります(もちろん事業を続けることは可能です)。

 もしこの満額を増やす方法(つまりは老後資金を増やす方法)があれば、と思われたことはあるのではないでしょうか。

老後資金を増やす方法

 その方法として以下4つがあります。

(1) 国民年金付加保険料
(2) 国民年金基金
(3) 小規模企業共済
(4) 確定拠出年金(個人型)

 個人事業主の方は、(3)というのは聞かれたことはあるのではないでしょうか。(4)についても、テレビコマーシャルで見られたことのある方もいらっしゃいますかね。

 一番気軽に始められるのは、(1)です。保険料400円をプラスすることにより、200円×掛金月数というものが1年間プラスされます

 一番知られていないのが、(4)です。

 これは自分で掛金を「運用」して自分の力で老後資金を増やす方法です。運用経験のある方にはお得かもしれません。もちろん経験がなくても元本保証の商品を選択する、ということも可能なので、ご安心ください。

 ただし、(1)~(4)について、加入の諸条件がありますので確認は必要です。

 このように、国民年金のみで老後資金に不安のある方は、少し参考にしていただければと思います。(執筆者:宮島 千佳)