※本サイトは一部アフィリエイトプログラムを利用しています

注目記事

住宅エコポイント再び ~リノベーション派もバリアフリー検討中の人も注目!~

コラム コラム
住宅エコポイント再び ~リノベーション派もバリアフリー検討中の人も注目!~

 省エネ住宅ポイント制度が始まります。正式には補正予算が成立してから創設ですが、すでに説明会も開始されているのでスタートしているとみてよいでしょう。

 これは省エネ住宅の新築やエコリフォームでポイントが得られるという制度です。「ポイント」は商品券に交換したり、工事費用に充てられる場合もあります。キャッシュバックではありませんが、実質的に費用を抑えられるわけですからお得ですね。買うにしてもリフォームをするにしてもマイホームにはとにかくお金がかかるので助かります。

 簡単にいえば優れた省エネ機能を備えた家が対象になるのですが、国土交通省の定めた基準をクリアしていることが条件になるので、買おうとしている物件が対象になるかどうかは業者に確認しましょう。


リフォームも対象 条件は?

 そして注目したいのはリフォームです。中古物件をリフォームして住みたいリノベーション派も、介護に備えてバリアフリーにしたい人も、そろそろリフォームをと考えているなら検討する価値はあります。

 ただし、リフォームなら全て対象というわけではなく、「省エネ」住宅ポイントですから省エネでなければいけません。対象になるのは

・窓の断熱改修
・外壁、屋根・天井又は床の断熱改修
・エコ住宅設備の設置(太陽熱利用システム、節水型トイレ、高断熱浴槽、高効率給湯機、節湯水栓)

の3つです。


 そして、上記の省エネリフォームと同時にするのであれば、さらにポイント対象になるのが下記の4つです。

・バリアフリー改修 (手すりの設置、段差解消、廊下幅等の拡張)
・エコ住宅設備の設置
・リフォーム瑕疵保険への加入
・耐震改修

ポイントは新築が30万ポイント、リフォームは加算方式で30万ポイントが限度ですが、耐震改修をするなら限度は45万ポイントになります。ちなみに、1ポイント=1円相当です。ポイント交換は工事費に充てる即時交換や、商品券、寄付などが予定されています。


 詳細については国土交通省がホームページに載せている「省エネ住宅ポイント制度の内容について」の資料で確認することができます。

 エコポイントのためにリフォームするのはお勧めしませんが、「いつかはやりたいと考えていた」という人には朗報。来年3月までの予定ですが、前回の住宅エコポイントは当初の予定よりも早く終了しています。検討するなら早めがよさそうです。ちなみに現在は超低金利。ローンを利用するのも有利な時期です。(執筆者:森田 和子)

《森田 和子》
この記事は役に立ちましたか?
+0

関連タグ

森田 和子

森田 和子

FPオフィス・モリタ 代表 大学卒業後、コンピュータソフト会社、生命保険会社勤務を経て1999年にファイナンシャルプランナーとして独立、FPオフィス・モリタを開業。相談される方を「追い詰めない」のがポリシー。お金の管理を楽に、楽しくするお手伝いを心がけています。得意分野は「マイホーム購入」、「進学費用準備(特に大学)」、「確定拠出年金」。このテーマでのセミナー、執筆をお引き受けしています。個人の方からのご相談は東京九段のオフィスでお受けしています。 <保有資格>:CFP®認定者、 一級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)、DCA(金融検定協会認定 確定拠出年金アドバイザー) 寄稿者にメッセージを送る

今、あなたにおススメの記事

特集