特産品が狙いではない世のため人のためである、“心のふるさと納税”。最近、ますます脚光を浴びているようです。以下、2月7日に掲載されたYahoo!ニュースの抜粋です。

『沖縄県に対する1月のふるさと納税が件数で126件、513万5千円となり、単月で過去最高となった。前年比で件数は18倍、額が約27倍に上っており、 県税務課は、辺野古新基地建設反対を訴えて当選した翁長雄志知事に対し「政策に共感するということで増えているのではないか」と分析している。』
(引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150207-00000016-okinawat-oki)

 一言で言えば、政策に共感しふるさと納税という形でサポート、といったところでしょうか。県知事の政策に関してはノーコメントの立場ですが、自分への見返りよりも沖縄への「サポート」という意味で、これも“心のふるさと納税”の一種でしょうね。

 ふるさと納税で心がポカポカ。そんな温もりを感じたいという方は、少なくないのかもしれません。

 そこで、 地方をサポートする主旨の“心のふるさと納税” の中で印象的なものがありましたので、2つピックアップしてみました。参考にされて下さい。


≪たき火の温もりのような“心のふるさと納税”、お望みですか?≫

地方のサポート“心のふるさと納税”2つ

日本の世界遺産を「サポート」したいならココ! 【群馬県 富岡市】

 世界遺産登録が決定した富岡製糸場。富岡製糸場の歴史については学生時代に少なからずとも勉強したことがあると思います。明治初期、日本は世界一の製糸輸出国となり、その象徴が富岡製糸場というわけですね。

 富岡市は、富岡製糸場を世界遺産として維持・保護するための費用を必要としています。重要文化材保護のため国や群馬県の補助はあるものの、富岡市の財政負担はかなり大きいとのこと。また、富岡市の養蚕農家は去年激減、最悪全戸廃業の恐れもあるようです。

 世界遺産の富岡製糸場、養蚕農家が愛情を注いで生産し続ける純国産の富岡シルク。日本人としてサポートできるのがふるさと納税なんです。


≪画像元:http://www.furusato-tax.jp/pickup140717.html≫

 納税は1万円から。各特産品に関しては、“心のふるさと納税”の主旨と異なるため、あえて紹介しません。でも気になる! という方は、どうぞふるさとチョイスHPをご覧ください。(http://www.furusato-tax.jp/pickup140717.html)

日本のエコを「サポート」したいならココ! 【鳥取県 北栄町】

 北栄町は「コナンの里」と呼ばれているのですが、その所以は「名探偵コナン」の作者「青山剛昌」氏の出身地だからだそうです。この北栄町の何をサポート? という話ですが、この町は風力発電に力を入れており、平成17年には風力発電所が建設・完成しています


≪画像元:http://www.furusato-tax.jp/pickup140516.html≫

 原発問題で揺れる日本。今後の発電をどうするのか。ライフラインの電気をどのように産出するのか。重要なテーマとなっていますが、いち早く風力発電を取り入れた北栄町。市町村直営では日本最大級の発電所とのこと。日本のエコを考えると「サポート」せずにいられません。

 納税は1万円から。特産品詳細はウェブサイトでご確認を。(http://www.furusato-tax.jp/pickup140516.html)

ふるさと納税の目的設定が重要

 “心のふるさと納税”を見ていくと、ふるさと納税の目的は何か、各人の目的設定が必要なんだとあらためて考えさせられます。

(1) 節税
(2) 特産品
(3) 各地域のサポート
(4) その他

 “心のふるさと納税”の目的は、(3)の各地域のサポート。もらえる特産品はあくまでもお菓子の付録的存在になります。目的設定で選択する納税自治体も変わってくるでしょう。(執筆者:堀 聖人)