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住宅ローンは新規も借り換えも「フラット35」が魅力的!

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住宅ローンは新規も借り換えも「フラット35」が魅力的!

新規で住宅ローンをお考えの方にへのメリット

 5年ぶりにフラット35の魅力が帰って来ました! 特に新規住宅については今回の優遇措置で当初10年間、最大0.6%のディスカウント、取扱期間は(予算範囲はありますが)今月、平成27年2月9日以降実行分(資金交付)から来年、平成28年1月29日申込受付分となります。(前回の大きな優遇は平成22年~23年にかけて)

 これだけの優遇措置に加えてこのところの長期金利の低下で今月のフラット35の金利も1.37%と長期固定住宅ローンとしては破格の金利となり、優遇措置により当初10年間0.77%という金利です。表面金利だけをみれば、民間金融機関の10年固定の最安金利(0.85%)を下回り私達消費者にとってはとても良い条件となりました。

 審査期間は長くても1ヵ月程度、現在、ローンをお考えの方で、すでに借入金融機関が決まっていても、決済日が来月末頃であれば間に合う場合があります。一考の価値は十分にあります。(民間の金融機関の皆々様ごめんなさい…)

借り換えをお考えの方へのメリット

 5年前の1%ディスカウントのメリットを享受した方も今、借り換えによってさらにかなり大きなメリットがあることは言うまでもありません。ちょうど5年前、平成22年2月のフラット35の金利は2.6%です。この時、1%ディスカウントのメリットを最大限に生かして住宅ローンを借りた方が借り換えをした場合のシミュレーションをしてみました。


前提(ここでは11年目以降の0.3%ディスカウントは考慮していません。)
借入金額が3000万円
返済期間:35年
金利:当初10年間1.6%(11年目以降 2.6%)

 現在の残高は約2667万円となっています。このまま返済を続けていくと残り30年間で利息の総支払は1032万円となります。ここで運良く気が付いて、借り換えをすることでこの利息総額を587万円まで圧縮することができ、その差額は何と! 445万円。

 借り換え費用(実行手数料、登記費用等)を勘案しても400万円弱の節約ができます

 さらに5年前に機構団信に加入した方は民間の生命保険に代用することでさらなる節約の可能性も!(当時、民間の生命保険で対応した方も見直しは必要…)

 意外と知られていないのが、フラット35からフラット35への借り換えです。そして、平成20年当時に借り入れた方は金利も3%前後です。ぜひ、この機に借り換えを! その他、民間金融機関からの借り換えもメリットがあると思います。一度、その道の専門家に相談してみたらいかがでしょうか。

 最後に住宅ローンには必ず諸費用がかかります。フラット35であれば、特に実行手数料が大きな負担となります。この実行手数料も窓口によって様々です。CM等に惑わされないでしっかりと情報を入手して後悔しないように住宅ローンを組みたいですね!(執筆者:小林 裕市)

《小林 裕市》
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小林 裕市

小林 裕市

株式会社 アクトFPオフィス 代表取締役 CFP、1級ファイナンシャル・プランニング技能士 明治大学卒、地方銀行入行、勤続18年4か月(本部企画部門などの勤務のほか、本店営業部、東京支店にて支店経営を経験)、その後、大手生命保険会社に転職、勤続5年1か月(コンサルティング営業を経験)2004年に独立系ファイナンシャル・プランニング事務所「アクトFPオフィス」を設立、金融現場の未経験者が多い独立系FP事務所のなかで数少ない実務派FP、現在ではスタッフ2名とともに年間100件以上の相談に応じている。さらに2000年4月からは事例勉強会「FP研究会」を専門家集団にするために発案し事務局として参画、これまで10年以上に渡り、FP・弁護士・税理士・司法書士・行政書士・社会保険労務士・不動産鑑定士・土地家屋調査士などの専門家と定例勉強会などを通じ、財産に係る様々な問題解決に取り組んでいる。 寄稿者にメッセージを送る

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