住宅ローンの借り換えに関してお話しさせて頂くと、まず住宅ローンを借り換える目的について考えなければなりません。

 住宅ローンを借り換える目的はいくつかありますが、現状と借り換え後の金利差で総支払額を減らすことが一つ目の目的です。

 次に考えられるのが、住宅ローンを返済中の方が、リフォーム資金を住宅ローンで借りることを目的とする場合です。

 住宅ローンの借り換えと言えば、すぐに金利差が1%以上、残債が1千万円以上、返済期間が10年以上残っていること、という記載を目にしますが、それは飽くまでも最初に挙げた目的にのみ言えることであって、それだけで借り換えの良し悪しを判断することはできません。

 住宅ローンはリフォームローンと比べ、金利が安く返済期間も長く組めますので、支払いの点ではかなり有利になります。

 例えば、新築される方は太陽光発電システムをかなりの割合で載せられますが、既築の方はそれ程ではありません。その理由は新築の場合には住宅ローンの35年返済で5千円/月程で載せられるのに、既築の方は15年返済のリフォームローンで12千円/月と倍以上の支払いになってしまいます。その為には借り換えが必要になります。

 私が相談を受けたお客様で、太陽光発電を載せられるのに借り換え前と同じ金利で借り換えをされた方がいます。結論は何を目的にするのかを前提にして借り換えシミュレーションを行って借り換えのメリットの有無を確認することが一番だと言えます。(執筆者:竹下 秀一)