国内唯一のクレジットブランド、JCB。ただし、JCBは海外に弱いという噂が根強いです。そこで、マネーの達人編集部は前回、香港へ行って調べてきました。(香港編)。今回はマカオへ。マカオでJCBクレジットカードは使えるのか、調査してきます!

いざ、マカオへ出発!

まずは、マカオの基本情報を。

【マカオ基本情報】
マカオ(MACAU):中国の特別行政区(99年12月~)
通貨:パタカ(MOP)
入国ビザ:90日以内の滞在はビザ不要
時差:日本より1時間遅れ
言語:中国語・ポルトガル語

マカオで徹底調査! …と言ったものの、マカオは英語が通じないかもしれないんですね…。英語も中学生レベルの私。一抹の不安がありますが、とりあえず調査決行です。

マカオに着いて、最初に考えたこと。「腹が減っては戦はできぬ」です。

朝ごはんをまだ食べていませんから、まずはお腹に何か入れたいですね。そこでふと目にしたのは…

…マック。世界中どこにでもあるマック。便利ですね。入ってみましょう。

とりあえず英語で「クレジットカードは使えますか?」と聞くと、店員さんは申し訳なさそうに「…何を頼みますか?」と聞き返してきました(多分)。英語が通じない!

しかも、クレジットカードを見せると、クレジットカードは使えないとジェスチャーで。世界のマック、クレジットカード使用不可。JCBが使えるかどうかの問題ではありませんね。でも、とりあえず何か食べましょう。

ソーセージエッグマフィンセット! 日本でもおなじみのメニューですね。言葉が通じないので、メニューを指さして注文しましたよ。

日本でも食べられるのに、なぜマック? なぜソーセージエッグマフィン? いやいや、世界中にあるからこそ、その国々のマックの味比べをして楽しむんですよ。

このジューシーなソーセージと淹れたてのコーヒー。

気になるマフィンの味のほうは…美味しいです。普通に美味しいですね。私は上海でも同じものを食べたことがありますが、味はマカオのほうが若干美味しいです。国によってマックの味は違うのでしょうか? コーヒーの味と香りは、日本とほぼ同レベルでした。

ふぅ~、満足です。しかし、ゆっくりはしていられません。クレジット調査をしなければいけませんから、さっそくでかけましょう。

歩いていると、下町で有名なスーパーマーケットを発見しました。

英語名はROYAL、中国語では「来来」です。このスーパーは基本的に何でも売っている、庶民に愛されているスーパーらしいです。外国人が簡単なお土産を買うには好スポットかもしれませんね。

では、ここのクレジット事情は?

利用可能なクレジットカード表示がありました。上から、「銀聯」、「マスターカード」、「VISA」ですね。おっと、JCBはありません。クレジットカードでの買物はできますが、JCBは使えません。

次に見かけたのは…

年季の入った古そうな衣服店、「潮人駅」。英語名は[Fashion Station]です。建物が古いだけで店舗自体は比較的新しいのかもしれませんが、見た目から言うとクレジットカードは使えない気が…。一応確認します。

なんと、クレジットカードが使えるどころか、JCBも利用OKです。ちょっとびっくりです。意外なところでJCBさん頑張ってますね。

ふらふらと歩いていると、ドラッグストアがありました。「運通薬房」です。

皆さんは、旅行中に腹痛や頭痛に見舞われた場合、どうされますか? 病院に行くのも一つの手ですが、それほどひどくないならばドラッグストアに行って薬を買いましょう。

ちょっと古めのドラッグストアでもクレジットカードは使えますから、安心です。ただし、JCBは利用不可でした。

次に、マカオの大通りに出向いてみました。すると、中国や香港で名を馳せる、高級宝石店を発見。

その名も、周大福。…しゅうだいふく。シュー大福。なんか、シュークリームと大福を合わせたような名前です。

それはともかく、周大福は大手の宝石店なんです。中国や香港を旅行したことがある人は、一度は目にしたことがあるのでは。

さすが周大福さん。期待を裏切りません。JCB、使えます。ただ、マカオに行って周大福さんで宝石を買うかどうかと考えると、買う日本人はごく少数かと。ここでJCBを使えるメリットはあまり感じません。

もちろん、宝石貴金属店はほかにもあります。

BOREL。1856年から代々続いている貴金属店の老舗、なのでしょう。このストアのクレジット事情は如何に?

なるほど。老舗の貴金属店とはいえ、大手でないとJCBは使えないのが実情のようです。

マカオの観光スポットの一つ、セナド広場を抜けていくと、ISAという衣服店がありました。

ここでも、JCBは不可。やはり、マイナーなお店ではVISA、マスター、銀聯が有利のようですね

さて、ここまで相当な距離を歩きました。マカオ取材は道半ばとはいえ、少々疲れましたし、お腹もすいてきました。どうしようか考えているとき、目に飛び込んできた看板が。

マカオ名物、豚カツバーガーです。「大利来記」というお店はマカオでまあまあ有名なようで、旅行関連サイトでよく紹介されています。

では、豚カツバーガーをJCBで支払いできるでしょうか? 取材を兼ねてマカオ名物、食べに行ってみましょう。

この小道の先で、豚カツバーガーが待っています。

着きました。看板、そして飢えという人間の欲求に引き寄せられ、坂道を歩きたどり着いた大利来記。イメージキャラクターの豚が妙にかわいく見えます。

観光客の一人でしょうか? 入口前で一人の女性が豚カツバーガーの香りに引き寄せられ、飢えとダイエットによる心の葛藤を感じています。

お腹が空きました。さっそく入店。豚カツバーガーを注文しました。

これが豚カツバーガーです。

食べた感想は、そうですね、ビックリするほど美味しいというわけではありません。味は可もなく不可もなく。豚肉には骨が付いていますので、日本と同じ感覚で食べると歯がやられます。気つけましょう。

ただ、豚カツバーガーはマカオ名物ということで話のネタになります。マカオに来たら、1回食べても損はないかと。

さて、メインは豚カツバーガーではありません。JCBカードで豚カツバーガー代金を支払えるか、がメインです。満腹になった今、すっかり忘れそうになっていました。

店員さんにクレジットカードで支払いができるか聞くと、答えは「No」。キャッシュで払え、とのこと。おっと、JCBどころかクレジットカード不可。現金のみです。

豚カツバーガーと豚カツパイナップルバーガーの2つをたいらげ、合計金額は76パタカ。日本円で、約1143円です(2015年5月時点で、1パタカ=約15円)。豚カツバーガー1個38パタカ、日本円で約571円。

安くないですね。どうしましょう…。これも経費。経費として請求しちゃいましょう。

ちなみに、大利来記は無料Wi-Fiが設置されています。

iPadをWi-Fiにつなげて株価チェック。日経平均は2万円にタッチしてからくすぶっている様子ですね。

さて、休憩は十分。腹も満たされ、疲れも取れました。午後の後半戦に出発です! 続く。(執筆者:堀 聖人)