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JCBクレジットカードは海外に弱いというのは本当か? マカオに行って調べてきました(2)

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JCBクレジットカードは海外に弱いというのは本当か? マカオに行って調べてきました(2)

JCBクレジットカードは海外に弱いというのは本当か? グルメを楽しみながらマカオ国内を調査した前半戦。今回は、後半戦となります。


クレジットカード調査、後半戦スタート!

豚カツバーガーを2つたいらげ次に目指したのは、マカオ有数の歴史的建築物の一つ、聖ポール天主堂跡方面。


≪武井咲&TAKAHIRO 引用元:http://www.oricon.co.jp/news/2048843/photo/2/≫

戦力外捜査官SP版(日本テレビ)はマカオでロケしたそうで。美男美女コンビのTAKAHIROさんと武井さんが、聖ポール天主堂跡前で仲良く写真を撮っているじゃないですか。

どうせならそういうところに行きたい、というのが本音。ただただクレジットカード調査するだけじゃつまらないでしょ、編集長には内緒ですけどね。というわけで、独断で聖ポール天主堂跡へ向かって “クレジットカード調査” です。

最初に見つけたのは、アウトドア系ブランドショップ。


日本でアウトドアブランドというとパタゴニアなどが人気ですが、欧米でColumbiaは根強い人気。気になるクレジット取扱はどうでしょうか?


大手企業だからでしょうか、JCBを取扱っています。ここは、アメックスも使えますね。なかなかの好印象です。


渡航先で、日光と紫外線が思いのほか強いと感じたことありませんか?

そんなときはサングラスです。できれば100%UVカットが良いですね。眼鏡屋さん、必須です。この眼鏡屋さん、クレジット使えるでしょうか?


予想通り。クレジットカードは使えますが、VISA、マスター、銀聯のみ。JCBは使えません。

さあ、段々と聖ポール天主堂跡に近づいてきましたが、ふと大切なことを思い出しました。編集部にお土産を買っていかなければいけません。実は、お土産を買う場所は決めてあるんです。


日本語で、「チョイ・ホン・ユン・ベーカリー」。なぜここで買うことにしたかと言いますと、このお店はJCB優待が受けられるお店なんです。


≪JCB優待ガイドPDF版 http://www.jcb.jp/ws/sdp/pdf/hongkong_macau06.pdf≫

優待ガイドに使い方が説明されています。


≪JCB優待ガイドPDF版 http://www.jcb.jp/ws/sdp/pdf/hongkong_macau06.pdf≫

優待部分を提示し、且つJCBクレジットカードで支払うことで、何らかの特典にあずかれるというわけです。優待部分というのは…


≪JCB優待ガイドPDF版 http://www.jcb.jp/ws/sdp/pdf/hongkong_macau06.pdf≫

…この部分を提示すれば、10%OFFになるとのこと。さっそくお店に入ってみましょう。


おおっ、これはビーフジャーキーとポークジャーキーですね。すごい量です。カーペットのように積み上げられていますね。


販売スタンドの裏には、こんなに大量のストックが。こんなに売れるのでしょうか?

実は、この類のお土産は検閲にひっかかるとのこと。だから、日本へのお土産にはできないという話です。買うのはやめておきましょう。無難にクッキーでも。カウンターに行くと…


…しっかり「JCB優待実施中」のステッカーが貼ってありました。おかげで、お土産10%OFF。これで編集部も大喜びです。

ちなみに、似たようなストアはいくつかあります。そのうちの一つが…


…お店の名前は、読めません、すみません。ただし、先ほどの「チョイ・ホン・ユン・ベーカリー」より、ほんの少し高級チックな雰囲気です。売っている商品は同じではありませんが、ジャンル的にはほぼ同じ。


違うのは、クレジットカード取扱。こちらはJCB使えません。

このお店を出てほんの数十メートル歩くと、見えたのがお目当ての「聖ポール天主堂跡」でした。


そうですか、そうですか。あの階段を登り、天主堂跡の下で武井さんたちは写真を撮ったわけですね。

ただ、あの階段を登るのはけっこうきついですよ。私、疲れてますし。クレジットカードには関係ないですから、登らなくていっか…。

階段を登らず、天主堂跡を背中にして歩き出すと目に入ったのが…


…スターバックスがありました。これは入るしかないでしょう。頑張っている自分にご褒美です。

と、思ったのですが、店内面積は極狭。その狭いスペースにお客があふれていまして、さすがにここでゆっくりコーヒーを…という気分にはなれませんでした。ただし、クレジットカード調査という任務を忘れてはいけません。

お客であふれる店内でクレジットカード表示を探しました。すると、表示がありません。いくら探してもないので店員に直接聞こうとしたのですが、お客の対応で追われる店員さん。忙しすぎて、こちらから声をかけられず。あきらめました。


利用可能な通貨について表示されていました。日本語で「人民元と香港ドルのみ使用できます」とありますね。なぜマカオで人民元と香港ドルのみ? と思いましたが、これは誤表記だと思われます。多分、「人民元と香港ドルでも支払いできますけど、おつりはパタカで」とのこと。

コーヒーは飲まずに、スタバを後に。さあ、次はマカオの有名観光スポット、「ザ・ベネチアン・リゾートホテル」へ向かいます。


ベネチアンホテルがあるのは、離れの島。そこに向かうバスの中から撮った一枚です。ミニ情報ですが、マカオの車は左側通行です。

ベネチアンホテルに着くと、目の前の景色はすでにベネチア模様。


「ザ・ベネチアン」の門。貫録あります。水景色も素敵で、うっとりします。


ベネチアのドゥカーレ宮殿をモデルにしたというベネチアンホテル。手前の橋も、ベネチアのオーラを発しています。橋から飛び込みたくなるほど興奮します。興奮を抑えて、ホテル内へ。


でました。これは、アーミラリー天球です。豪華です。


コロネードと天井画。圧倒されます。異次元の世界にいるような気分です。…いけない。自分を見失いそうです。


コロネードの床もピッカピカです。あまりにも綺麗で、寝転がりたくなります。


マカオといえばカジノで有名ですね。ベネチアンホテル内のカジノ入口です。(カジノ内は撮影禁止)


カジノ内は盛り上がっているようです。ギャンブラーで込み合っています。


ホテル内には、ROLEXストアが。


ROLEX上方のグレートホール。皆さん天井画に魅せられています。そんなに見ていたら、首が痛くなりますよ。


吹き抜けとなっている、グレートホール。豪華なホールですね。文字通りグレートホール、しばらく居座りたい気分です。


ブルガリ。


オメガ。

高級ストアがずらりと並んでいます。庶民の私には入れません。入ってもなめられるでしょう。


さあ、行き着いたのは、フードコートです。これ、フードコートなんです。こんな豪華な雰囲気のフードコート、生まれて初めて見ました。

天井が本物の空の様に、無限を感じさせてくれます。照明の黄色い光が、心を和めてくれます。幸せなひと時だなと…。

そこで、大切なことを思い出しました。今は仕事中だった、と。大変です。フードコートの壮大さに感動している場合ではありません。あわててフードコート内店舗を調査です。


フードコート内店舗では、クレジットカードが使えるお店はないことはないのですが、少ないです。JCBが使える店舗は、私が確認した限りではゼロ。使えてもVISA、マスター、銀聯のみですので、現金の用意は必須です。

さて、超高級ホテルに感動し、その余韻にひたりながら仕事続行です。フードコートを後にし、そのほかの店舗を探してみると…


…Sasaを発見。Sasaは株式市場に上場している、アジアでは有名なドラッグストアです。ここならJCB使えるのではないかと思いますよ。


おっと、これは意外です。JCBの表示はありません。大手ドラッグストアだから、というのは関係ないようですね。


おっと、ここにもスタバが。疲れた足を癒してくれるのは、ふわふわのソファーとコーヒーです。聖ポール天主堂跡前のスタバでは、座ることすらできませんでしたから。空席があるようですので、最後にスタバに入ってみましょう。


もちろん、JCB使えます。

というか、このクレジット表示のデザインがなんともお洒落ですよね。しかも、よく見ると24時間営業しています、このスタバ。でも、夜中にコーヒー飲んだら寝れなくなっちゃいますよ。

まとめ

JCBクレジットカードは海外に弱いというのは本当か? 今回はマカオで調べてきました。(調査途中に少々道草を食いましたが) 調査個所は合計15か所。そのうちJCBが使えるのは、5店舗という結果に。つまり、33.3%の確率でJCBが使えるという計算です。

それをふまえ総合的に考えると…

・JCB提携店舗は相対的に少ない
・マカオに行くならVISAかマスターカードが無難
・マカオ通貨パタカなどのキャッシュも必須

JCBクレジットカードは海外に弱いというのは本当か? 現場で調査をした限り、「弱い」と言っても過言ではないかと。(執筆者:堀 聖人)


《堀 聖人》
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「お金のために働くのではなく、お金に働いてもらう」ことをライフテーマとするアラフォー。銀行にお金を預けるだけでは時間とお金を活かしきれていないと悟り、お金がお金を生む仕組みを独学で学ぶ。投資歴は株式投資8年、FX3年。開設済み証券口座は5口座、FX口座は10口座以上。株式投資、FX投資、クレジットカードをメインに鋭い視点からなるコラム執筆中。日経ヴェリタスなどでもコメント。 <保有資格>:第二種証券外務員資格 <メディア掲載>:日経ヴェリタス 2015年11月15日号、 株完全ガイド(晋遊舎) 寄稿者にメッセージを送る

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