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「パン焼き」から学んだ投資の極意

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「パン焼き」から学んだ投資の極意

株投資やFX投資を手掛ける投資家のみなさん。最近、取引で売却益がマイナスだったことはありますか? 

要は、最近のトレードで負けたことはあるか、という話なのですが、極端に言えば1回単位の取引で負けない人はいません。トータルで売却益がプラスでも、個々の取引で負けることは百戦錬磨の投資家でもよくあることです。逆を言えば、負けたことがない投資家はいないでしょう。

ただし、肝心なのは自分のミスから勉強することです。トレードで負けたとき、なぜ負けたのか学んでいるでしょうか?

パン焼きと投資の関係とは

突然ですが、友人がパンを焼きました。


なぜパン? 投資とどう関係あるの? と思うかもしれませんが、大いに関係あるんです。最後まで読んでくださいね。

友人宅にパン焼き器はありませんので、材料を手ごねしてオーブンで焼きました。友人はパン焼きが趣味なわけでなく、「パンを買うより自家製の方がフレッシュで、かつ節約になる」と思ったらしく、無計画のうちにクックパッドを見ながら作成していました。

全粒粉の丸パンを作り、出来上がりは画像の通りです。結果は60点…かな。ちょっと厳しいですが。ふわふわの丸パンをイメージして作ったらしいのですが、実際はスコーンのような硬さでふわふわ感はほとんどなし。(歯が痛いです)

そこで友人は考えたわけです、どこでミスをしたのか、と。パン焼き経験のある他の友人に意見を聞くと、2つのミスが判明しました。一つは “こね” が足りないこと。もう一つが、オーブンの温度が10度ほど高かったことです。

そこで友人が言うのです。『じゃあ、次回パンを焼くときはその点を調整すれば、かなり美味しく出来上がるかな』と。ぜひ歯が痛くならないパンを焼いて欲しいと思います。

パン焼きの話が長くなってしまいましたが、パン焼きでミスをした話と投資でのミスの話、関連性があると思いませんか?

ミスから学ぶことが大切

失敗したパン焼き。しかし、なぜミスをしたのかを分析し、改善点を次回のパン焼きで応用すればレベルアップできるはずです。

投資も同じことなのです。FX投資でも株投資でもミスはつきもの。負けることは必ずあります。しかし、負けたときに「なぜ負けたのか? 何が良くなかったのか? 何を改善すれば良いのか?」と考えることで、投資家としてレベルアップできるのです。

アメリカの著名投資家、リチャード・デニスの格言の一つに、

『自分のミスから勉強しなさい』

というものがあります。400ドルを数十億ドルへ増やしたと言われる投資家の言葉には重みがありますね。

そう、完璧な投資家はいません。謙虚に自分のミスを認めること。そして、ミスから改善点を学び、次回以降の取引に応用すること。これが、投資家としてグレードアップするコツなのです。リチャード・デニスの言葉、肝に銘じておきましょう。

まとめ

FX・株投資で負けたとき、なぜ損失を出してしまったのか考えましょう。そして、取引状況などを含め負けた要因を記録しておくと良いかもしれません。取引回数が多くなれば、毎回の負けトレードのことなど忘れてしまいますからね。

自分のミスから勉強してグレードアップしませんか?(執筆者:堀 聖人)

《堀 聖人》
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堀 聖人

堀 聖人

「お金のために働くのではなく、お金に働いてもらう」ことをライフテーマとするアラフォー。銀行にお金を預けるだけでは時間とお金を活かしきれていないと悟り、お金がお金を生む仕組みを独学で学ぶ。投資歴は株式投資8年、FX3年。開設済み証券口座は5口座、FX口座は10口座以上。株式投資、FX投資、クレジットカードをメインに鋭い視点からなるコラム執筆中。日経ヴェリタスなどでもコメント。 <保有資格>:第二種証券外務員資格 <メディア掲載>:日経ヴェリタス 2015年11月15日号、 株完全ガイド(晋遊舎) 寄稿者にメッセージを送る

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