照明をLEDライトに変えると節約になるという話は聞きますが、LEDライトはライトそのものの価格が高く、本当に元が取れるものなのか、半信半疑の方も多いようです。

そこで、今回は天井に付けている蛍光灯(シーリングライト)をLEDシーリングライトに替えた場合と、ついでに電球をLED電球に替えた場合も比較してみたいと思います。

シーリングライトの比較

ここでは、リビングで使用するシーリングライトについて、比較してみます。12~14畳向けの明るさということを考慮して、比較対象商品を選んでいます。

従来の蛍光灯シーリングライト 1日8時間使用


≪画像元:価格.com http://kakaku.com/≫

価格.comの売れ筋商品を参考に、今回はこの商品で比較させていただきます。

本体価格:2,000円
消費電力:97W

電気代(1kWhあたり25円で計算):
1か月あたり……582円
1年あたり……7,081円

LEDシーリングライト 1日8時間使用


≪画像元:価格.com http://kakaku.com/≫

同様に、価格.comの売れ筋商品を参考に、今回はこの商品で比較します。

本体価格:9,090円
消費電力:50W

電気代(1kWhあたり25円で計算):
1か月あたり……300円
1年あたり……3,650円

【結果】
1か月あたり282円の差
1年あたり3,431円の差
本体価格も含め、LEDの方がお得になるのは26か月後

つまり、26か月以内に引越しの予定があり、シーリングライトを持って行くことも無いなら、蛍光灯に買い替えた方が得、ということです。それ以上使用することがわかっているなら、迷わずLEDシーリングライトにしましょう。

ちなみに……
LEDライトは約4万時間使えると言われていますが、最近の蛍光灯も1万2千時間ほど使えるのだそうです。1日8時間の使用で1,500日間。(4年ちょっと)十分長くもつものの、やはりLEDに比べると4年おきに買い替えが必要なので、年数が長くなるほどLEDの方がお得になります。

玄関やトイレなど……電球の比較

玄関、トイレ、浴室、間接照明などは、電球タイプを使っている家庭が多いと思います。こちらの比較も見ておきましょう。ここでは浴室に使用する電球を想定して、60W相当の明るさで比較対象商品を選びました。

白熱電球 毎日1時間使用


≪画像元:価格.com http://kakaku.com/≫

本体価格:114円(2個パックなので1個57円)
消費電力:57W

電気代:42.75円
1年あたり520.125円

電球型蛍光灯 毎日1時間使用


≪画像元:価格.com http://kakaku.com/≫

本体価格:500円
消費電力:10W

電気代:
1か月あたり7.5円
1年あたり91.25円

LED電球 毎日1時間使用


≪画像元:価格.com http://kakaku.com/≫

本体価格:1,411円
消費電力:9.6W

電気代:
1か月あたり7.2円
1年あたり87.6円

【結論】


白熱電球は本体価格自体が安いため、交換後1年間は、本体価格+電気代の合計がもっとも安いです。しかし、1年を超えると電球型蛍光灯がもっとも安くなります。

ご覧のとおり、電球型蛍光灯とLED電球では、電気代にはほとんど差がありません。そして、価格は電球型蛍光灯がLEDの半額未満となっています。

ただし、トイレや浴室などオン・オフを繰り返す場所では、実はLED電球が一番おすすめです。なぜなら、蛍光灯はオン・オフを繰り返すほどに寿命が短くなるという特性があるからです。

リビング等長時間電灯を付けたままにする場所の場合は電球型蛍光灯でもあまりコスト面は変わりませんが、オン・オフを繰り返す場所では早めにLED電球に切り替えた方が節約になるでしょう。(執筆者:吉見 夏実)