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共働き世帯の家計は一括管理と別管理、どちらが「貯金体質」?(前編)

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共働き世帯の家計は一括管理と別管理、どちらが「貯金体質」?(前編)

共働き家庭の場合、夫・妻それぞれの収入をどのように管理し、使うのかについては頭を悩ませる問題ですね。我が家でも色々と試行錯誤をしてきたのですが、どちらもメリット・デメリットがありました。一括管理と別管理、どちらが無理なく無駄なく管理できる方法なのでしょうか? 

『「貯金体質」家計になるためにはどうするか』を目的に、今回は前編・後編の2回にわけてとことん双方のメリット・デメリットを比較してみたいと思います。我が家の貯金実績も公開しちゃいます! 


結論:貯金を増やすのなら、無駄を省ける「一括管理」で集中的に貯めるべき

いきなり結論からはいりますが、貯金額を増やしたいのなら夫婦の収入はひとつのお財布として一括管理するほうが確実に貯まります!

「この期間でこの金額貯める」と決めたら、夫婦間で目標を共有することと、貯金額を増やすことに集中すること。これが貯金成功の秘訣です。

とはいえ、メリットばかりではありません。もちろんデメリットもあります。我が家で実践した結果、以下のようなメリット・デメリットがありました。


これらはあくまで、我が家で取り組んだ結果から導いたものです。夫婦の関係性(特に、発言力とか力関係とか…)やそれぞれの経済力、世帯年収によっても状況は変わると思いますが、我が家と同じく共働きで頑張る世帯の方には参考になる点もとても多いと思います。

のちほど詳しく内容の解説をしますが、我が家の貯金チャレンジの結果は目標未達に終わりました。あと一歩で達成というタイミングで計画外の大きな買い物をしてしまい、その金額が目標額の差分となりました。ですが、貯金額を一気に増やすならばいますぐ「一括管理」にするべきです。

我が家はこうやって5年で800万円貯めました

今回は解りやすいように、我が家の当時の状況と結果を具体例として解説していきます。まず、貯金のために一括管理方法を採用した理由と経緯から説明します。

我が家の場合は2人とも勤続10年超の正社員です。原則安定収入を維持することを前提にできるものの、出産後は妻(私)が時短勤務をせざるを得ない、もしかしたら正社員は途中から続けられなくなるかもしれないという家庭環境でした。

また、妊娠出産は年齢的にも仕事的にもベストのタイミングだったため、今しかない! という状況でした。

そんな事情から、大きな買い物と貯金は収入の多い今しかできないという判断をし、5年間と期間を区切って集中して貯金することにしました

そこで、

・当面は家計を一括管理すること
・夫の収入(夫名義の口座)で生活費いっさいをまかなうこと
・妻の収入(妻名義の口座)は原則すべて貯蓄に回すこと

をとり決め、『結婚から5年以内で800万円貯金』するという、かなり大胆な目標設定をしました。

なお、この5年の間のライフイベントとしては、持ち家購入と子供2人を出産・育児スタート(妻の私が、1年間の育児休暇取得、その後8~9年間の時短勤務予定)を計画しており、これらを同時進行しようというのですから、今思えばかなり無謀な目標だったかもしれませんね。

とはいえ、家の購入と2回の妊娠出産が計画通りに進められたことが大きく、なんとか乗り切ることができました。

では、具体的な数字で年度ごとのライフイベントと貯金額収支・貯蓄額推移を整理してみてみましょう。  


と、ざっくりとこんな感じでした。諸事情があり、第二子出産にあたり急きょ車の購入を決めたために数字上は目標未達でしたが、「5年で800万円」に実質は到達することができたという結果にはとても満足しています(諸々反省や改善点はありますが)。

さて次回、後編では「別管理」方法に切り替えた現在の状況について前編と比較してみたいと思います。(執筆者:山内 理恵)

後編はこちら

《山内 理恵》
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山内 理恵

山内 理恵

39歳、主婦歴10年、ワーママ歴7年です。共働きで働く「バリキャリママ」。働くママという視点から同じ立場の方の役に立つような記事を書いていきます。持ち家(ローン返済中)、小学生と未就学児の子供が2人います。 寄稿者にメッセージを送る

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