終の棲家はシンプルに ~物や家の整理・処分について~

はじめに

皆さん、夏休みはご実家へ帰省されましたか? ご家族やお友達と楽しい時間を過ごされた方も多いのではないでしょうか。

田舎のお家は人が集まるせいなのか、核家族のご家庭よりも物(モノ)が多いですよね。田舎に限らず、ご両親のお住まいの家の物は多いのではないでしょうか。

嫁入り道具の家具、お母様から引き継いだ着物、お子様の写真や文集など大切に保管されている方もいらっしゃいます。ご高齢の方こそ、物を大切にされて捨てられずにためている傾向があるようです。

ご健在の時は良いのですが、もしもの場合! 想い出の品や大切な物は、後世に残していきたいと皆さん思われるでしょう。しかし、その他の捨てずにいた物は処分しなくてはいけません。

物や家の整理・処分のケース

何もしないままでいると…

急な場合のケースにあるように、物や家の整理をしないままでいると残されたご家族が判別から処分までの全てを行うことになります。

大切なご家族の物なので、捨てるに捨てられない、けれども置き場所がないということでレンタルコンテナで保管されている方もいらっしゃいます。

また、現在ではご家族で物の整理や処分ができない場合、業者さんに頼むことができます。ごみの処分から清掃まで行ってくれるので大変助かることなのですが、その分、費用はかかります。

(遺品整理:料金の目安)
賃貸アパート等1K  約4万円~9万円
マンション等2K   約9万円~17万円
戸建て3K      約21万円~30万円

終の棲家について


物だけでなく「家」の処分はさらにお金がかかります。ご実家を引き継ぐ方がいれば良いのですが、どなたも住まわれない場合は賃貸にする、売却するなどが考えられます。

現在、日本は人口よりも物件が多いのが現状です。うまく借り手や買い手が見つかれば良いのですが、ずっと空家のままというのも問題です。

物の処分よりもお金がかかることなので、事前にご家族で話されておくことをお勧めしています。その後の処分を考慮して、早めにご夫婦で一軒家からマンションに移られる方も多いです。

これまでご家族で暮らしていたご実家から、「ご夫婦もしくはお一人で暮らす=終の棲家」に移ることで、これまで保管していた物を処分することになります。

物理的にスペースが狭くなりますから、自然と必要なものや大切なものを選び持っていくことになるのでしょう。

しかし、これも一度にやるのは大変なことです。毎年の大掃除に少しずつ処分をしたり、盆暮れに集まったご家族に分けたりなどすると良いかもしれませんね。

<今からできること>
・シンプルライフを心がける
・物を減らす努力
・大切なものを引き継ぐ

何事にも言えることですが「備えあれば患いなし」です。ご高齢になってから、家を片付け、引っ越しをし、ご家族に引き継ぎ…と行うことは精神的にも体力的にも大変です。

例えば定年後の暮らし方について(終の棲家について)ご夫婦で話し合うことからスタートされても良いのではないでしょうか。これは、生前贈与や相続にも通じますが、話しやすい環境があるのと無いのではその結果に大きな差がでます。

<例>
私の知人はご主人が他界された後、すぐに終の棲家探しに取り掛かりました。遺品整理の際、大切な物はお子様へ引き継ぎ、今ではシンプルライフをされております。

ご自身の「死後の整理資金」としてお葬式代とご自宅の処分や整理をするのに必要な資金もご準備されています。

そうすることで、お子様への心配も減り、ストレスが無くなったそうです。


「お墓の準備をすると長生きをする」と聞いたことがあります。ご自身の最期の整理や準備をすることで、余分なストレスが軽減され健康になるのかもしれませんね!

おわりに

今回は「終の棲家はシンプルに ~物や家の整理・処分について~」をお伝えさせて頂きました。

大切な物や家を、残されたご家族が大事に継承していくためにも早めの対策を取られることをお勧めいたします。そして、物や家を処分するのにお金がかかるということも意識して下さい。

ご家族で話し合える機会を利用して少しずつ “今からできること” を始めてみませんか。(執筆者:藤井 亜也)

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この記事を書いた人

藤井 亜也 藤井 亜也(ふじい あや)»筆者の記事一覧 (65) http://www.cocoplan.net

株式会社COCO PLAN (ココプラン) 代表取締役社長
1975年生まれ。教育カウンセラー、派遣コーディネーター、秘書等、様々な職種を経験した後、マネーセンスを磨きたいと思い、ファイナンシャルプランナーの資格を取得。「お金の不安を解決するサポートがしたい」、「夢の実現を応援したい」という想いからCOCO PLANを設立。
<保有資格>:2級ファイナンシャル・プランニング技能士、ファイナンシャルプランナー(AFP) 、住宅ローンアドバイザー、相続診断士、日本心理学会認定心理士、生理人類学士、秘書技能検定、日商簿記検定、(産業カウンセラー、心理相談員)
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