新規公開株式(IPO)で一稼ぎできたらいいなぁと思いませんか? 

今回は「日本郵政株上場前に知っておきたい、IPO株の買い方~基礎編~」の続編です。どうすればIPO株で利益を上げられるか、IPO株の買い方~実践編~をご紹介です。

IPO当選確率を上げる方法


IPO株は誰でも買えるわけではありません。大口の顧客ならまだしも、ネット証券で細々と株を買っている個人投資家に関しては、抽選に当った人だけがIPO株購入権利を獲得できます。

抽選じゃあなかなか当たらないのでは? と思うかもしれませんが、当選確率を上げる方法があるんです。

方法1:IPO主幹事証券会社から申込む

毎回のIPO案件には主幹事がいます。つまり、新規上場を総合管理するボスです。その他にボスをヘルプするのが、副幹事と平幹事です。

実は、主幹事に割り当てられるIPO株は全体の80%ほどのようです。残りの20%は副幹事と平幹事に配分されるので、主幹事証券会社にIPOを申込むのが断然有利というわけです。

もちろん、申し込めるのは、主幹事証券会社の口座を持っている会員だけですので、年間を通して主幹事を務める回数が多い証券会社で口座開設するのがコツになります。

方法2:複数の証券口座を開設する

1つのIPO案件につき、主幹事、副幹事、平幹事と、複数の証券会社がIPO株を販売します。ですから、複数の証券会社から申込むことで当選確率がUPしますので、複数の証券口座を開設しておくのがコツです。

また、A証券口座がIPO株を取扱い、B証券口座は取り扱わないというケースは頻繁に起こります。A証券口座しか保有していないのなら、当選確率どころか応募できる確率すら減ってしまうんです。

IPO案件を頻繁に取扱う証券口座をピックアップし、できる限りすべての証券口座で開設しましょう。証券口座の維持・管理費は原則無料。口座が増えても株投資コストに影響はありません。

ちなみに、自分名義で口座開設するのが基本ですが、家族名義で口座開設するのも一つの手です。とにかく申込数が多ければ当選確率が高くなるのが原則ですので、家族の協力を得てできるだけ多くの証券口座を開設するのがコツです。

ただし、家族の同意がないと口座開設は不可。家族の同意がないのに家族名義で勝手に口座を作ってしまうと、法に触れます

また、複数の口座から申込むということは、その分申込代金が必要になることを忘れずに。1口10万円のIPO案件に5口座から応募するときは、50万円の資金が必要になります。申込数が多いほど当選確率が高いのは確かですが、その分お金がかかります。

方法3:完全平等抽選方式を採用する証券会社を選ぶ

申込数に応じて公平に抽選者を決める証券会社を選択しましょうある証券会社は、自社への預託資金が多い顧客に優先的に当選権利を付与します。それでは、少額資金で投資を行なう一般庶民にとって、IPO株購入権利を獲得できるチャンスが少なくなることを意味します。

ですから、完全平等抽選方式を採用する証券会社を選ぶのがベストです。

IPO向け証券口座3つ


以上、当選確率UPのコツをふまえ、IPO向け証券口座に目を移してみましょう。上記条件に適合する証券会社を厳選して3つ選びました。

1.SMBC日興証券
2.マネックス証券
3.SBI証券

SBI証券に口座開設する⇒公式サイト
iphoneからの開設手順はこちら

マネックス証券に口座開設する⇒公式サイト

IPO向け証券口座をピックアップする上で重要だったのは、先に挙げた当選確率を上げるコツです。「完全平等抽選方式」を採用しているのはSMBC日興証券とマネックス証券です。(※その他にも数社あり。詳細は下に記載) 確実にIPO株購入権利を獲得するのに絶対不可欠の条件と言えます。

また、「主幹事を務める回数が多いほうが有利」という条件についてですが、以下の表をご覧ください。


≪2014年証券各社の主幹事担当回数≫

2014年の1年間、主幹事を務めた証券会社ベスト5になりますが、ランクインしている証券会社の中で「完全平等抽選方式」を採用しているSMBC日興証券がランクインしています。SBI証券は主幹事数は少ないものの、IPO株を取扱う回数は毎年トップレベルです。


≪2011~2014年 IPO株取扱実績数≫

副幹事、平幹事として取扱うIPO株数は、主幹事が割り当てられる数には到底及びませんが、SBI証券の取扱実績数は注目に値します。ちなみに、毎年の取扱実績数2,3番手には上で挙げたSMBC日興証券とマネックス証券がランクインしています。

こうしたいくつかのの要素を鑑みて、IPO向け証券口座としてSMBC日興証券、マネックス証券、SBI証券の3社を推したいと思います。

SBI証券で口座開設する⇒公式サイトへ

完全公平抽選方式採用のその他ネット証券会社

完全公平抽選方式採用の証券会社で応募すれば当選確率が上がるわけですが、上では挙げていない他の証券会社も完全公平抽選方式で当選者を決めています。

・松井証券
・丸三証券
・カブドットコム証券
・岡三オンライン証券
・GMOクリック証券

これら証券会社はIPO株取扱実績が少ないので、イチオシ証券口座からは除外しました。ただし、上でもふれましたが、IPO株を狙うなら保有証券口座の多さがポイントです。お好みで口座開設しておいて損はないと思います。

証券口座開設完了まで早くても1~2週間かかります。また、11月初旬には日本郵政株が上場することが決定しています。その時期に合わせて証券口座を開設する人が少なくないかもしれません。

口座開設するつもりなら、早いうちに申込しておくと良いでしょう。(執筆者:堀 聖人)