今日は、金融においての最重要事項である「年利のバランス感覚」について述べます。

ここで一つの例を出します。

共働きの夫婦が毎月10万円ずつ貯金をしていき、その資産を年間20%で運用するとどうなるでしょうか?

30年後……驚くべき結果に


この夫婦、30年後には、貯金14億円になります。

そして50年後にはなんと530億円

これだけあれば老後の生活不安など吹っ飛んでしまいますね。

毎年20%資産が増えていくだけでここまで大きな額になります。

年利20%は超優秀!!

ここで注目してほしいのは金利です。年間20%がどれほどすばらしい運用成績なのかという「バランス感覚」を持つことが重要です。

あの世界一の資産家ウォーレンバフェットの運用成績は21%だったといいます。

みなさんは何かに投資するときに、年利何パーセントなのかということをしっかり意識していますか?

投資においてもっとも重要なのは、お金が年間何パーセント増えるか、つまり年利を意識することです。

年利100%なんてありえない!

例えば、以前問題になったエビ養殖投資詐欺は、年利100%を謳い、約4万人から約600億円を集めました。

これがどれほどすさまじい金利か想像できますか? 年利100%なので、30年後には1,000「兆」円を超えます。

もちろん、これらが、1度や2度単年で起こることはあります。ちなみに過去3年の日経平均の平均リターンはアベノミクスの影響で27.8%でした。(これが過去10年の平均リターンになると4.2%まで下がります)

ただ、上記結果からその利回りが「永続的に」再現可能であるとは到底思えないというのが本音です。

詐欺を見分ける方法


リスクとリターンは比例します。リターンが大きいほどリスクも大きくなります。

誤解を恐れずにいうと、年利の私の感覚としては以下です(人によって個人差はあります)。

投資リターン(年間)

1~5% 低リスク
5%~15% 中リスク
15%~20% 高リスク
20%~  「超」高リスク

特に、20%以上の利回りで「元本保証」と謳うものは「ほぼ詐欺」だと思って差し支えないです。(そんな金融商品あったら自分でやってます、というより僕もやりたい。)

リスクより怖いものは

ただ、必要以上にリスクを怖がるだけでは資産は増えません。むしろ、投資をせず貯金だけしていてもインフレで資産は目減りします。

怖いのはリスクではなく、自分がどの程度のリスクを取っているのかわからない「年利のバランス感覚」の欠如です。投資を行う際は、自分がどの位置にいるかを把握して、投資生活を行いましょう。(執筆者:国府 勇太)