若い共働き夫婦の家計管理では、しばしば「今後妻が出産などで働けなくなることも考えて、夫の収入だけで生活できるようにし、妻の収入は全額貯金するのが望ましい」と言ったアドバイスを見かけることがあります。

しかし、実際には共働きだと生活費も上がりやすく、「妻の収入を全額貯金なんてとてもできない!」という家庭も多いのではないでしょうか?

そこで、今回は共働きしつつ、一人分の収入で生活していくための方法を紹介いたします!

「一人分の収入で生活」とは?

基本的には、どちらか一方の収入のみで生活費をやりくりして、もう一方の収入は全額貯金する、というやり方です。一般的には夫の収入の方が高い夫婦が多いので、「夫の収入でやりくりして妻の収入は貯金する」という方法がやりやすいでしょう。

夫婦間の収入差が大きい場合

「夫の手取りが50万円で妻の手取りが5万円」といったケースでは、夫の収入だけで生活していくといってもゆとりがありすぎますし、妻の収入を貯金するだけでは優秀な家計とは言い難いです。この場合は、「生活費を35万円にして残りの20万円を貯金できるようにする」など、収入全体で割合を決めた方がいいでしょう。

夫婦間の収入差がほとんど無い場合

「夫も妻も年収300万円」というような夫婦の場合、片方だけの収入でやりくりするのは厳しいこともあります。手取り20万円ずつもらっているとしても、「30万円で生活して残り10万円を貯金する」というように、収入全体で割合を決めた方がいいですね。

夫婦それぞれの収入によって「一人分の収入を全額貯金する」というのが難しいケースは他にもありますから、無理に「一人分の収入で生活しなければ」と思いすぎないことも大切です。

生活費を下げるには?


一人分の収入で生活するモデルケースとして、「夫の手取りが30万円、妻の手取りが20万円」というケースで考えてみましょう。夫の収入30万円で生活費をやりくりして、妻の収入20万円は全額貯金できるようにします。

ただ、こういったフルタイム共働きの場合は、夫婦共に忙しいので生活費はどうしてもかさみやすいです。しっかり目的意識を持って節約に取り組まないと、「一人分の収入で生活」していくことはできません

住居費を下げる

家計に占める割合が大きい住居費は、しっかり下げておく必要があります。「住居費の目安は収入の3割程度」とよく言われていますが、夫の収入の3割と考えれば9万円。

現在10万円以上の家賃を払っている場合は、一人分の収入で生活するのは難しいです。9万円以下のところに引越しする、住宅ローンがある家庭なら見直しをするなど、対策が必要です。

ちなみに、我が家の家賃も夫の収入の3割以下に抑えてあります。住居費は「通勤を考えれば郊外に引越しなんて絶対に無理!」と拒否反応を示す方が多いのですが、思い切った節約をしなければ生活費は下がりません。

外食費を下げる

共働き夫婦は食費が高くなりやすいですが、原因は外食の頻度にある場合が多いです。週末には外食三昧、という状態だと月に何万も食費を使っていることになりかねません。貯金額が多い家庭では、「外食は特別なときにしかしない」とか「月に1回と決めている」など、外食費を減らすためのルールを設けていることが多いですよ。

我が家は外食が極端に少ないわけではありませんが、夕食を外食にするのは月に2回程度、その他休日のランチが1~2回ある程度です(月に2万円程度)。

美容・被服費を下げる

洋服などを定価で頻繁に買っていると、当然お金を使います。リサイクルショップで探してみる、お気に入りの店はセールを狙う、「フランス人は10着しか服を持たない」を読んで洋服の買い物自体を減らす、といった対策をしましょう。

また、美容院代も節約を考えていいところです。わたしは髪が多い上にくせ毛なので長らく美容院代にはお金をかけていましたが、ここ数年はカラーやパーマをやめ、こまめに美容院に行くことも控えています。

動機を意識して節約しよう


共働きだと、どうしても「今日ぐらい贅沢しようよ」とか「ご褒美にこれ買っちゃえ」など、財布のひもは緩みがち。頑張って働いているのだから、ちまちま節約するのは嫌だ、と考える人も少なくありません。

もちろん、貯金を増やす必要が無いほどの資産を持っているのであれば「一人分の収入で生活」なんて考えなくていいですし、節約の必要もないでしょう。

しかし、「マイホーム資金を貯めたい」とか「教育資金を作っておきたい」など、貯金をしなければならない動機があるはずですよね。その動機がある以上は、なんらかの節約をして生活費を下げ、貯金額を増やしていかなければなりません

こういった動機があるなら、今かかっている生活費が本当に最低限で済んでいるのか、もっと下げられるところは無いのか、しっかり家計と向き合って、「一人分の収入でも生活していける」という状態を目指してみましょう。(執筆者:吉見 夏実)


ブランド物は借りるのが一番お得♪ 20日間無料お試しキャンペーン実施中!