上場が注目されたわけ


先日11月4日に日本郵政(株)、(株)かんぽ生命保険、(株)ゆうちょ銀行 の3社がそろって上場しました。

上場した企業の株を買うということはわかりやすく言うと

「私のお金を投資するから、努力して株主の私たちに還元してね。応援してるよ」

という意味です。

誰もが知っている企業なので、大きく注目されましたが、これを機会に初めて株を買ったという人もいるのではないでしょうか。

・誰もが知っている郵政グループであること
・大きな資金が不要であったこと
・証券会社が多様化して買いやすい環境を作ったこと

この3つが良かった点だと思います。

IPO株を買うまでの手順


新規で株式公開をすることをIPOといいます。

今回のように「すでにお年寄りから子供まで知っている会社」が出てくることはあまりないことです。

IPOはまず取引する口座がない人の場合、証券会社に口座を開くところから始めます。そしてその口座に必要な資金が入っていることが条件です。

次に、ブックビルディングというものに参加します。「買いたいです」と申告をするのですがこれには期限があり、ブックビルディング期間と言われます。

ブックビルディング期間が終了すると、今度は売り出し価格が決まります。

そして、購入申込期間の間に目論見書という書類を確認したうえで申し込みます。

購入申込期間が終了すると抽選が行われ、今回申し込んだ株が買えたかどうかがわかります。

ここまで来たところで、やっと自分がその株を買うことができるのです。その後実際に市場に公開されて取引が始まります。

多くの場合、IPOは市場で初めて値が付く<初値>は購入価格よりも高くなりやすいです。利益を得るために抽選を狙っている人もいます

今回のように大型のIPOはなかなかありませんが、日本の金融市場が活気づいたことは間違いありません。

参考までに、過去のIPOで比較的暮らしの中で目に付く企業として

2014年の ジョイフル本田
2013年の タマホーム
     アサンテ
2012年の 日本航空
     ライフネット生命
     コロプラ
2011年の ハウスコム
2008年の グリー
     らでぃっしゅぼーや

などがあります。

IPOを買うときに注意すること

IPOの場合、利益を確定した際の税金は20パーセントです。(復興特別所得税除く) 証券会社の口座を特定口座の中で源泉徴収を選んでおけば口座の中の年間取引について確定申告は不要です。

NISA口座は非課税措置のある口座ですが、IPOは当てはまらないので口座を作るときには注意しましょう。(執筆者:堀口 雅子)