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なぜ、投資で損をするのか?(7) ~脱・他人任せ!投資スタンスは十人十色~

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なぜ、投資で損をするのか?(7) ~脱・他人任せ!投資スタンスは十人十色~

これまで、過去6回にわたって、「なぜ、投資で損をするのか?」について、述べてきましたが、

投資で損をしない(投資で収益を上げる)ための答えは一つではありません


投資におけるスタンス(考え方)は、10人いれば10通りの考え方があります。まさしく十人十色です。それぞれの考え方の中で収益を上げています。

そして、投資についての考え方が比較されやすいものとしては、短期派なのか? 長期派? なのか? が代表的なものとして挙げられますが、ファイナンシャル・プランナーや、数多くの投資の専門家は、どちらかの考え方を持っており、それに対する根拠も持っています。

しかし、両者を比較しても考え方に至っては、どちらの場合でも正解だと言えます。これは、当てる視点などによって考え方が異なるからです。

したがって、みなさんが投資をされる場合、自分自身はどのような投資スタンスで行うのか? または自分の性格に合っているのか? を考える必要があります

雑誌などでは、「今後、上昇する銘柄」などの予測が掲載されていますが、それを信じるのも一つかもしれませんが、それでは、自分自身の投資経験が積めないとともに、永遠に自分自身の投資スタンスも分かりません。一生、他人任せで自分の大切なお金を動かしていくことになります

なお、損失が発生した場合でも、当たり前ですが、その専門家は責任を取ってくれません。あと、投資を行っている人に、「何を買えば儲かるのか?」といった質問をされる方もおられますが、その質問に対する回答は正解ではなく、ヒントとして考える必要もあるでしょう。

自分のお金ですので、最終的な判断は自分で決める、これが自己責任になりますが、自己責任を突きつけられる前に、自分で責任を取ることができる知識や考え方や知識を身に付けてから、自己責任が問われる世界へ足を踏み入れる必要があります

今回も含め、7回にわたって、「なぜ、投資で損をするのか?」について、個人的な見解も含めて述べてきましたが、後で「しまった!」と思わないための参考になれば幸いです。

最後に、他人から勧められたから、この投資商品を購入する……この行動は、投資で損をしないために、ぜひとも避けておきたい行動です。(執筆者:岡田 佳久)

「なぜ、投資で損をするのか?」シリーズ第一回目はこちら

《岡田 佳久》
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岡田 佳久

執筆者:CFP、FP技能士1級 岡田 佳久 岡田 佳久

株式会社オーブレイン 代表取締役 (講演実績)一般向けセミナー、民間企業、高等学校、大学、資格専門学校、社団法人、NPO法人、商工会議所、男女共同参画センターなど(累計約1,000回以上)。(執筆実績)産経新聞、神戸新聞、Yahoo!JAPAN、ダイヤモンド社、わかさ出版など多数 ≪保有資格≫CFP、FP技能士1級、キャリアカウンセラー(CDA)、 1級DCプランナー(金融財政事情研究会) 、第二種証券外務員(未登録)、住宅ローンアドバイザー(金融検定協会) 寄稿者にメッセージを送る

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