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大掃除を徹底攻略 何も買い足さずに家にあるものでお風呂掃除をしてみよう

節約・ポイ活 100均
大掃除を徹底攻略 何も買い足さずに家にあるものでお風呂掃除をしてみよう

そろそろ大掃除のことも考えなくてはなりませんね。大掃除をするといつも思うのですが、お風呂掃除って一番大変ではないでしょうか?

お風呂は家の中でもっとも汚れが溜まりやすいところ

です。


だからこそ、年末になるとドラッグストアにはさまざまな洗剤が並び、実際に数種類の洗剤を新たに買い足したり、100均で掃除グッズを買ってきたり、という人も多いはず。

今回は、極力何も買い足さずにお風呂掃除をする方法を紹介したいと思います!

お風呂掃除に必要なアイテムはこちら!

お風呂掃除に必要な基本的なアイテムを紹介していきましょう。


・お風呂シューズ
・ゴム手袋
・メガネorゴーグル(塩素系洗剤を使う場合)
・マスク(塩素系洗剤を使う場合)
・キッチンタオル(ティッシュで代用可能)
・食品用ラップ
・風呂用スポンジ
・使い古した歯ブラシ(掃除用ブラシでもOK)
・スクイジー(なくても大丈夫)
・雑巾
・バケツ
・フローリングワイパー本体
・洗剤

洗剤について

今回は新たに洗剤を買わないという目的がありますので、なるべく自宅にあるものを使いましょう。

【1番おすすめ】カビキラー

カビキラー等のカビ用洗剤です。

塩素系洗剤に分類されるため、酸性洗剤(サンポールやトイレ用ルック)などと混ぜないようにしましょう。

【おすすめ】キッチンハイター

キッチンハイター等の漂白剤。成分的にはカビキラーとほとんど変わりません。カビキラーと違って泡立たないので少し使いづらいです。が、薄めて使える分カビキラーと比べるとかなりコスパが高いです。

こちらも塩素系洗剤なので、酸性洗剤とは一緒に使わないでくださいね

【自然派】重曹・クエン酸(酢)

お風呂の汚れは重曹やお酢でも落とせます。

【重曹・アルカリウォッシュ・セスキ炭酸ソーダ】
いずれも種類的にはアルカリ性で、似た働きをします。皮脂汚れなどの油を落とすのに最適。アルカリウォッシュとセスキ炭酸ソーダは同じものです。

消臭や研磨効果は重曹が勝っていますが、掃除の単純な洗浄効果としては、セスキ炭酸ソーダ(アルカリウォッシュ)の方が優秀です。

【クエン酸・酢】
こちらは酸性です。石鹸カス(アルカリ性)を中和して落とすことができます。クエン酸は粉末なので使い勝手がよく、お酢のようなニオイも無いのでおすすめです。が、なければお酢で十分代替できます。

■重曹水・クエン酸水の作り方

重曹水


お湯:100ml
重曹:小さじ1

セスキ炭酸ソーダを使う場合は水で大丈夫です。

クエン酸スプレー


水:100ml
クエン酸:小さじ1
お酢の場合は50ml程度

お風呂掃除の手順とポイント

【1】(夜)残り湯で浸け置きスタート

重曹やクエン酸を使用する場合、お風呂掃除をする前日に、残り湯を使った浸け置きをしましょう。風呂イスや洗面器が浸かる程度にまでお湯を減らします。

お湯の中へ重曹を。100g程度が目安ですが、てきとうで大丈夫です。

シャワーヘッドも浸け置きしておくと、目詰まりが解消されます。


このまま一晩浸け置きしておきましょう。


(朝)浸け置きしたものを洗う

浸け置きしておいたことで汚れがある程度落ちた状態になっているはずです。風呂用スポンジを使って、ゴシゴシこすっていきましょう。こまかいところには、歯ブラシや綿棒を使って洗うといいですよ。

もし汚れが落ち切らない場合は、以下の方法を試してみてください。

・濡れた状態の洗面器等に重曹をまぶす
・クエン酸スプレーをしながらスポンジでこする

もしくは
・メラミンスポンジでこする

いずれかの方法で、きれいに落とすことができます。

【カビキラー・キッチンハイターの場合】
重曹やクエン酸を使わない場合は長時間の浸け置きができません。浸け置きすることもできますが、洗剤を大量に使うことになるのでお金がかかります。

洗面器等にカビキラーをスプレーし、キッチンタオルを貼り付けてパックのようにします。この状態で1時間程度放置し、それからスポンジでこすり洗いしてみましょう。

キッチンハイターの場合も、スプレーボトルに詰め替えることでカビキラーのように素プレーして使うことができます。

排水口の掃除

排水口の髪の毛などを取り除きます。できる範囲で分解し、汚れがひどい場合は歯ブラシなどを使って汚れを取り除いていきます。


【重曹・クエン酸を使う場合】
排水口に重曹をふりかけます。排水口が見えなくなるぐらいまでたっぷりと。


そこへ、クエン酸もふりかけます。量は重曹の半分ぐらいが目安です。


重曹をクエン酸をふりかけたら、水をかけましょう。重曹とクエン酸を洗い流してしまっては意味がないので、様子を見ながら少しずつかけてください。


このように、力強く発泡していたら正解です。

重曹・クエン酸を使う場合はしばらく放置した方がいいので、まだ洗い流さずに次の行程に進み、最後に流しましょう。

【カビキラー・キッチンハイターの場合】
カビキラーは、普通に排水口にスプレーして、5分ほど放置したら洗い流す、という通常の使い方で大丈夫です。

キッチンハイターは流れてしまうので、片栗粉を使います。片栗粉にキッチンハイターを混ぜて、ペースト状にします。これを排水口に流し込み、5分ほど放置したのちに洗い流します。

天井の掃除

天井の掃除は手が届かないので、フローリングワイパーを使います。

【重曹・クエン酸を使う場合】
クエン酸を使って掃除していきます。バケツにクエン酸水を作りましょう。量は少なめで大丈夫です。

・バケツに水500mlを入れる
・クエン酸を小さじ5程度入れて混ぜる

フローリングワイパーに取り付けられるサイズの雑巾をクエン酸水に入れ、絞ります。それをフローリングワイパーに取り付けて、天井を掃除していきましょう。


30分後ぐらいに、今度は水で絞った雑巾を取り付けて、同じように天井を拭いていきます。

【カビキラー・キッチンハイターを使う場合】
・バケツに水500mlを入れる
・カビキラーなら10プッシュ程度、キッチンハイターなら4分の1キャップ程度入れて混ぜる


フローリングワイパーに取り付けられるサイズの雑巾をバケツに入れて、絞ります。それをフローリングワイパーに取り付けて、天井を掃除します。


30分後ぐらいに、今後は水で絞った雑巾を取り付けて、同じように天井を拭いていきます。

壁・床の掃除

【重曹・クエン酸を使う場合】
まず、クエン酸スプレーを壁や床全体にスプレーしていきます。これで、石鹸カスが分解されます。

30分ほど放置したあと洗い流します。

今度は、重曹を使ってこすり洗いをしていきましょう。


スポンジに重曹をふりかけて、壁を掃除します。床は、直接重曹をふりかけた方が楽ですよ。

【カビキラー・キッチンハイターの場合】
カビキラーの場合は、全体にスプレーして5分放置したあとで、スポンジでこすってきれいに汚れを落としてから洗い流します。

キッチンハイターの場合は、バケツにうすめ液(天井掃除で作ったもの)を使い、スポンジに含ませて拭いていきます。5分経ってから水で洗い流しましょう。

ゴムパッキンやタイルの目地

もっとも手ごわいのは、ゴムパッキンなどにできたカビです。時間の経ったカビは完璧に落ちないこともありますが、ある程度落とすことはできますよ。

蛇口等の金属部分

蛇口部分や鏡が水垢でくもっていても、しっかり落とすことはできます。

【重曹・クエン酸を使う場合】
・クエン酸スプレーを吹き付ける
・キッチンタオルで覆う
・上からラップで覆う

1時間ほど放置したらキッチンタオルとラップでこすり洗いをして、水で流して完了です。

【カビキラー・キッチンハイターの場合】
蛇口や鏡には使えませんので、別の方法で掃除しなければなりません。クエン酸のように汚れを中和して落とすことはできませんから、磨いてきれいにする方法を選びましょう。

自宅にあるものだと、歯磨き粉がおすすめです。


研磨作用があるので、スポンジにつけて磨きましょう。蛇口の細かい部分は歯ブラシを使ってくださいね。

ゴムパッキン・タイルの目地


【重曹・クエン酸を使う場合】

カビに効果を発揮するのはクエン酸です。クエン酸ペーストを作りましょう。


クエン酸を空き容器に入れ、少しずつ水を入れます。ゴムパッキン等に塗れる程度の状態になったら、塗っていきましょう。

上からラップをして、3時間ほど放置します。

その後、まだ残っているところは歯ブラシでこすり洗いをし、最後に水でしっかり流します。

【カビキラー・キッチンハイターの場合】
カビキラーの場合は、キッチンタオル+食品用ラップのパックをします。


キッチンハイターを使う場合は、片栗粉と混ぜてペースト状にし、ゴムパッキン等に塗りつけていきます。キッチンタオル+食品用ラップのパックをしましょう。

その後1時間程度放置し、汚れが残っているところがあれば歯ブラシでこすり洗いをして、水で洗い流します。


何も買わなくても掃除はできる!

お風呂掃除は、かかる時間・労力こそ大きいですが、お金をかける必要はありません。家にある普通の洗剤や掃除グッズで十分掃除できるんです

たしかに、専用の洗剤や100均でも売っているような便利グッズがあると掃除が楽しくなるかもしれません。しかし、年に1回しか使わないものにあれこれお金をかけるのももったいないですよね。

今回紹介したアイテムはたいていおうちにあるものばかり。無いものがあれば買い足していただかなくてはなりませんが、大掃除以外でも、普段の掃除にも使えますので、この機会に購入しておきましょう。(執筆者:吉見 夏実)

《吉見 夏実》
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吉見 夏実

吉見 夏実

1984年生まれ。お金を貯めるのは好きだが同様にお金を使うことも大好き。好きなものを買うために普段はムダ遣いを排除し、シンプルライフを徹底。専業主婦時代には食費月1万円を実践、年間貯蓄額200万円を継続中。お金の使い方やダイエットにも断捨離の考えを取り入れ、無駄なくかつ楽しく豊かに生活する方法を模索中。メディア掲載:日経WOMAN、週刊SPAなど 寄稿者にメッセージを送る

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