家計簿より優先される、「心臓部の書類」って?~主婦の金バナ(11)

住宅ローンの見直し。「10年で約2千万円圧縮した話」の続きです。

「点」が「線」になっていく喜び

住宅ローンを10年で2000万円圧縮した私は、住宅ローンの見直し効果を実感している。けれども、住宅ローンの見直しをしている人は相対的にみれば少ないそう。

たとえば、住宅ローンが月額3千円安くなると言われて、「見直しをしよう」と思う人はそういない。住宅ローンを組んだ当初の私だったら見直しをしなかったと思うが、この10年間で、結果的には6回住宅ローンの見直しをしている。

なぜ、6回の住宅ローンの見直しをしたのか? を考えてみると、下記の写真の如く、見直し効果を数字で言語化し、それをファイリングしていったから。

都度の見直しは小さな「点」かもしれないけれど、それを続けることで「線」が見えてくる。その喜びとでも言おうか。


≪もし見直しをしなかったら? の比較を言語化≫


≪見直し日時のインデックスが点から線になっていく≫

心臓部の書類って、何?

こういった「お金の軌跡」をファイルしているファイル群を私は「心臓部の書類」と呼んでいる。心臓部の書類とは、文字通り、家計運営の心臓部にあたる書類群のことだ。現時点で以下の6冊がある。

●我が家の心臓部の書類一覧表

実際に書類はこのようにファイリングしている。

心臓部の書類 引き

心臓部の書類 寄り

≪本棚の一角が心臓部の書類置き場≫

マクロな視点で家計を管理する

家計を管理するには、「家計簿で管理をする」というミクロな視点と、「心臓部の書類で管理をする」というマクロな視点、その両方が必要だ。

このうち「どちらが、より重要か?」と言えば、私は「マクロな視点」の方が重要だと思っている

なぜなら、扱う金額が全然違うから。たとえば、私は住宅ローンの見直し(マクロな視点での管理)をして10年で2,000万円圧縮した。

一方で、ミクロな視点、つまりは家計簿を使って日々の節約をどんなに頑張ったところで、多くて月額2~3万円くらいしか浮かせられない(私の場合)。

マクロな視点の第1歩は、ファイルを作ること

「そんなの、お金に詳しいからできることでしょう」と、思う人もいるかもしれない。確かに私は仕事でお金の情報を扱っているが、一個人に戻ると、積極的にお金の情報を取りに行くタイプではない。

もし、ファイルを作らずに、ただ書類(情報)を色々な場所に散らばって保管しているだけだったら、ここまでのパワーとなっただろうか?

住宅ローンのメンテナンスをしようと思ったとしても、書類を探しだすのが億劫で、ついつい後のばしにしていたと思う。

この経験から、私は、大きなお金が動くものほど、まずはファイルを作ってみることをおすすめしたい。ファイルがあることで、意識がそちらに向くし自分で自分を励ませる

心臓部の書類 ボックス

≪二山ファイルを使った心臓部の書類エリア
書類は、とりあえずここにいれ、時間をみつけファイルする≫

書類を制するものは、家事を制す

意識を向けられるという他に、心臓部の書類にはもう一つ利点がある。それは家の中が片付きやすいということ。

「お金関係の書類」は「何か、大事そう」という気分となりやすく、なかなか捨てられない。

そこで、これらお金関係の書類の終着点(ファイルする場所)をキチンと決めておくことで、片付けの大きな障壁は一つ減ることになる。コレも、「人生を快適に送る」という意味では、見過ごせない大事なことだと思う。(執筆者:楢戸 ひかる)

この記事を書いた人

楢戸 ひかる 楢戸 ひかる()»筆者の記事一覧 (48) http://hikaru-narato.com/

HP「主婦er」を通じて、「これからの主婦の在り方」を、発信中。
吉祥寺の人気カフェ、A.K.Laboで、マネーライター歴20年の経験を生かしたお金についての個人セッションをしています。
<保有資格>:FP技能士2級
【寄稿者にメッセージを送る】

今、あなたにおススメの記事
本サイトの更新情報をfacebook・Twitter・RSSでチェックしましょう