投資でちょっとしくじった、運用に失敗して損してしまった、というのはよくある話です。

というよりも、損を出したことのない人はいません。

断言します。投資歴のある人は、何らかの失敗を経験していて、機関投資家のディーラーも例外ではありません

大切なのは失敗から学ぶことですが、どんな失敗例があるのか見てみましょう

今回は、投資信託の失敗例です。実例から学べることが必ずあります。

「おすすめ 投信」でヒットした投信ファンドを買ってみた


どんな投信商品なのかよく調べずに買ってしまったという失敗例があります。

個人投資家の方は投資信託を始めるとき、投資ファンドをどのように選択するのでしょうか?

1.証券マンに勧められたもの
2.「おすすめ 投信」でググってヒットした商品
3.投資対象と分散割合に好感が持てた商品

他にも選択方法はありますが、主な3つの方法を挙げてみました。

この中でどれが正解・不正解というのはないのですが、1または2は失敗率が高いと言われています。

特に問題なのは、2のググってヒットした商品を買ってみた、という例。最近、これで失敗したという話を聞きました。

正直な話、「おすすめ 投信」でヒットした投資ファンドは広告絡みのものが多いです

大部分が自己利益のために紹介している商品と言わざるを得ません。もちろん、そうでないものもあるのですが。

今度、試しに「おすすめ 投信」でググってみてください。でも、すぐには申込まないでくださいね(笑)

おすすめ投信が本当におすすめなのかを判断できる、投信に関する知識が不可欠です。

投信申込はいつでもできるのですから、焦らずに投資信託について一から勉強しましょう

投資信託の基本や仕組みがわからない。それでもあなたは投資信託を始めますか?

投資対象の詳細を知らずに投信ファンドを買ってしまった

目ぼしい投信を見つけたものの、その投信は何に投資をする投信ファンドなのでしょうか? 投資対象は何でしょうか? 

その詳細を知らずに、見た目一発で買ってしまうのは非常に危険です。ある意味投機的です。

一例を挙げると、REIT関連の投資ファンド

その投信の対象がアメリカのREITなのか、それとも日本のREIT(一般にJ-REITという)なのか、区別もつかず投信を始めるというケースが挙げられます。

投資対象が国外・国内の違いがあると為替レートも関係してきますから、投信ファンドの基準価格の値上がりだけでなく、為替相場動向も鑑みての投資になります

それを理解せずにアメリカREITの投信を買ってしまった、という例ですね。

これは極端な例ですが、要は投資対象の詳細を知らずに投信ファンドを買い、損をしてしまったという話です。

投資対象の詳細を知らずに投信を始めるのは、見知らぬ人にお金を貸すようなもの。危険です!

投信を始める前に、詳細すべてをチェックしましょう。

詳細を分かったつもりでいる。それでもあなたは投資信託を始めますか?

分配金を誤解して投資信託を始めてしまった

『毎月○○円の分配金保証!』

こんなフレーズを見たことがありますか? 投信の知識がない人が見ると、

「おー、銀行の利息みたいに貰えるのはお得だなぁ」

と思ってしまいますよね。確かに、定期的に分配金が貰えたら嬉しいのですが、『毎月○○円の分配金』の本当の意味を知らずに損をした人がいます。

分配金には2種類あり、一つは普通分配金、もう一つが特別分配金です

普通分配金とは、基準価格を越えた分で支払われるものであるのに対し、特別分配金は元本を削り取って支払われる分配金です

つまり、運用がうまくいってないけど『毎月○○円の分配金』と約束してしまったから、“特別分配金” という名の分配金を、元本から出資者に分配するというわけです。

そうなると、保有している投資信託の資産価値が減少しますよね。

まとめ

投資のプロが運用するとはいえ、投資に失敗はつきものです。

特別分配金実施は実際に起こり得ることで、よくある話です。

分配金の仕組みを知らずに “おいしい話” に乗ってしまうと、痛い目にあうかもしれません

分配金の仕組みを知らない。それでもあなたは投資信託を始めますか?(執筆者:堀 聖人)