先日、日本においてエンゲル係数が急上昇しているとのニュースがありました。

そもそも2012年後半より消費税の引き上げや円安によって食品類が値上がりしているにも関わらず、賃金が上がっていないことが背景にあります。

円高が進行しているとのニュースもありますが、輸入品の価格恩恵はすぐには反映しません。

「もう節約しつくしたよ。これからどうすればいいの?」

という悲鳴が聞こえてきそうです。

わたしたちは単純に食費を削減するだけではなく、包括的な支出対策をしなければなりません

現在価格が安定しているパスタを例に。どういう節約?

私が一番近くのスーパーで購入しているパスタは1kg198円(税抜)です。

一食分(約80g)として、16円のコストです。安いですね! 大いに活用したい食材です。

調理にかかるコストはどうでしょう?

たっぷりのお湯を沸かして10分茹でよとパッケージにかかれています。茹で時間が短縮できたら、その分コストカットできますね。

パスタを1時間吸水させれば、茹で時間は1分に!

パスタをかぶるくらいの水に浸し、1時間放置したものですと、茹で時間が1分で済みます

時間はかかりますが、逆算して行動するだけで不要になった茹で時間分、約90%のガス代もしくは電気代の省エネになります。

この漬け置き時間はパスタの種類に関係なく、なんでも1時間でOK! という気楽さが最大の魅力です。またこれからの季節、台所から出る熱を減らすことは、居室の快適さにも繋がります。

お水に浸す前にパスタを半分に折ってしまえば、小さめのお鍋でも収まりますから、水の使用量も減ります。

仮に、フライパンで茹でる方式をとっていると仮定し、少なめに見積もって通常時2リットルのお湯を使うと想定しましょうか。

水に浸す方法であれば一回500mlくらいの量で済んでしまいます

一回では実感しにくいので、少し長めのスパンで見ましょうか。週に2回=月に8回パスタが食卓に並ぶ月が年に10か月あると、1年で120リットルの水(浴槽半分強)が節約できることになります。

ちなみにこの方法でもどしたパスタにはアルデンテは求められませんが、もちもちとした楽しい歯ごたえを楽しめます。

パスタの魅力はバリエーションがつけやすい・飽きにくい!


ニンニクと刻んだ鷹の爪があればペペロンチーノ。

めんつゆを使えば和風パスタ。

ジェノバペーストがあれば和えるだけで一品できあがり。

ミニトマトが安ければ冷製パスタ。

市販のミートソース+合い挽き肉でボリュームを出して…などなど。

食材は徹底的に使い尽くそう


ここで活躍するのが節約の鉄板「フリージング」です。

ニンニク

房に分けて冷凍保存すれば風味が失われません。ニンニクは本当に高くなりましたから、安く買えるチャンスは逃さず、迷わず買ってフリージングしましょう。

めんつゆ

一度開封したら早く食べきらないといけませんが、製氷皿で凍らせた後保存袋に移しておけば、使いやすくなります。捨てることがないよう使い切りましょう。

小松菜

茹でたりせず、そのまま冷凍できます。むしろ茹でないでください

私はスーパーで買った小松菜の株を水耕栽培で増やしていますが、育った葉をその都度冷凍しています。パスタや汁物のいろどりにとても便利です。

生しいたけ

そのまま千切りにしてそのままフリージングできるので重宝します。スーパーでは高いのでなかなか手が出ませんが、農産物直売所では必ずチェックします。

いつでも生しいたけの風味が味わえるので一度お試しください。

大葉

刻んで冷凍しておけばいろどりに使えますし、バジルも葉っぱのまま冷凍できます。

量が確保できたタイミングでニンニク、ナッツ、オイルと合わせてミルサーにかけ、ジェノバペーストが作れますよ。できたペーストも冷凍できます。

茹で時間短縮でガス代、電気代を90%カット。そして、水道代を75%カット。この夏はお得にパスタを楽しんでみてはいかがでしょうか。(執筆者:酒井 菫)