お化粧や身だしなみにかかる費用は、出費を抑えたいものの、抑えどころを見つけにくいアイテムです。

働く女性はなにかとモノいり。もったいないと思いつつ、消し込みできないデイリーアイテムもあるでしょう。その一つがストッキング。

オフィスのドレスコードがカジュアル化したり、パンツスタイルの取入れなどで、ストッキングの年間消費量は年々下がっており、働く女性の1/4はストッキングを着用しないというデータもあります

しかし残りの75%は毎日ではないにせよ、必要に迫られて、あの薄く破れやすい靴下と日常をともにしています。そこで、ストッキングの内外から長持ちのテクニックをご紹介します

つま先、かかとからくる伝線

ストッキングのつま先やかかとから伝線しやすいあなた。物理的に予防するなら、ストッキングの下に、カバーを着用する方法があります。

巻き爪などで、爪を伸ばしておかなければトラブルになる、という方にもおすすめです。

かかとのガサガサ、ひび割れが原因で、ピーッと伝線が走ってしまうのであれば、単なる乾燥と角質化なのか、水虫などの皮膚病なのか、切り分けが必要です

これは医師の判断を仰がなければわかりません。早めの治療が快癒への近道ですので、長く深刻に困っておられるのであれば、早めの受診をおすすめします。

「いやだ、わたしが水虫なんて、認めたくない。ありえない。」

気持ちはわかりますが、知るは一時の恥、知らぬは一生の後悔です。ここは早めの決断で清々しい働き女子になりましょう。節約と同じく病気もチリツモです

つるつるのかかとを手に入れるためには、やはりお手入れは必要ですが、わざわざそのためのコスメを買うことはありません。キッチンにあるものだけで、十分な効果を得られるシュガースクラブを作れるんです

シュガースクラブをDIYしよう

入浴でかかとが十分に潤ったら、手作りのシュガースクラブで足をマッサージし、余分な角質を取り除き、保湿しましょう。DIYシュガースクラブの材料は、口に入れても大丈夫なものばかりです。

【材料】
オイル  大匙1
砂糖   大匙1

オイルは、サラダオイル、キャオーラオイル、グレープシードオイルなど、植物性のオイルであればなんでも良いです。

ですが、ごま油については、透明な「太白ごま油」を使用し、茶色の「焙煎ごま油」は、避けてくださいね。向きません。

【作り方】
(1) オイルと砂糖をよく混ぜ合わせます。
(2) もしミント、ティートゥリー、ラベンダーなどの精油をお持ちであれば、ここに1滴落としてもいいでしょう。
(3) 足の指、かかと、土踏まずなど、優しくマッサージします。
マッサージが終わったら、ペーパー類でざっと拭き取り、よく泡立てた石鹸をなじませて洗い流します。

オイルは滑りを良くし、砂糖はスクラブ剤となり、効果は砂糖の種類で調整できます。グラニュー糖は研磨効果がより大きくなりますし、粒子の細かい白砂糖はソフトな効果です。

また、オイルも砂糖も保湿作用があります。拭き取りのペーパーは、きれいなキッチンペーパーでもいいですし、どうせ捨てるものですから、くしゃくしゃにして柔らかくした新聞紙でも十分です。

かかとだけでなく、ひじや膝、荒れた唇など、ざらつきが気になるところにもお使いいただけます。マッサージの後はつるつるしっとり! やみつきになる心地よさです。

眠る前、リップクリームを爪に塗り込む。

伝線の原因に、手のささくれも挙げられます。夏場はまだ良いのですが、冬場はけっこうひやひやしながら履くことありますよね。

ささくれ防止のためには、お手持ちのリップクリームを、爪母(そうぼ・画像赤丸の部分)に塗り込んでから眠りましょう

家事をしている間はべたつきが気になりますが、眠っている間なら気になりません。高価なネイルオイルやネイルクリームよりも、断然気軽にたっぷり使えるところが魅力です。

それでも伝線してしまったら

透明のマニキュアや液体のりを、伝線の始点と終点に乗せて、乾くまで待ちます。これで現状以上に伝線が拡大することはありません

また今一度、ストッキングのサイズを見直してみるのも良いでしょう。

Mを着用している方で、なんだかストッキングが短いな、もうちょっと引っ張り上げたいな という気持ちになったことがあれば、サイズ表を確認したうえで、一度Lも試してみる価値はあると思います

ストッキングのお値段はピンキリですが、普段使いなら一足300~500円あたりの価格帯が主流です。

今回のご紹介では、特別に費用がかかる対策はありません。

これで仮に伝線の頻度が減り、300円のストッキングを月に1足買わずに済めば、年間3,600円の節約です。やはり年間額にすると大きいですね。

また、あなたの素足をより魅力的にケアすることで、ストッキングがいらなくなる日がくるかもしれません。

働くあなたを慈しみ、お財布も慈しむセルフケアでストッキングを長持ちさせましょう。どうか楽しんでいただけますように! (執筆者:酒井 菫)