「自分を変えたい」
「プチリセットしたい」
「日常から遠ざかりたい」

そんなことを考える時間が多くなったら、修行体験をしてみませんか?

厳かな雰囲気の中で、自分としっかり向き合える時間が得られます。アナタの求める人生を見付けることが出来るきっかけになるかも知れません。

ここでは、そんな修行体験の数々を御紹介します。

世界文化遺産・比叡山で体験修行

京都と滋賀の県境にあり、琵琶湖や京都の町並みを望むことが出来る比叡山。ユネスコの世界文化遺産にも登録されています

1,200年以上の歴史を誇るこの場所で、修行体験が出来ることを御存知でしょうか。日本仏教の母山で、俗世を離れ、身も心も浄める体験が出来ますよ。

比叡山研修道場「居士林」

この研修道場での「2泊3日コース」2日目のメニューはこんな感じになっています。

5:00 覚心(起床)
5:15 坐禅止観
6:30 浄土院参拝
7:00 練成(体操、森林浴を兼ねたウォーキング、ジョギング)
7:30 作務(清掃)
8:00 小食(朝食)
9:00 写経
11:00 法話(お坊さんの話)
12:00 正食(昼食)
13:00 山内巡拝
17:00 坐禅止観
18:00 非食(夕食)
19:00 座談会(お坊さんとの話)
20:00 開浴(入浴)
21:00 放心(就寝)

所持品は洗面道具、寝着、止観及び作務可能な服装(トレーニングウェア)、運動靴。ジーンズの着用は不可となっています。また間食や飲料物の持ち込みも不可。携帯電話の利用も出来ません。

また山上は平地より5度程度気温が低いので、長袖シャツや下着などで温度調節出来るような準備が必要とのこと。テレビも携帯電話もない、ひんやりとした山上の空間が私達を待っています。

下界から離れた世界に行く実感がより強く湧いてきますよね。

【研修料】(平成26年現在)

日帰りコース            5,400円(子ども含む)
1泊2日コース 大人・大学生    8,640円
        中学生・高校生   7,560円
        小学生以下    5,400円
2泊3日コース 大人・大学生   1万7,280円
        中学生・高校生  1万5,120円
        小学生以下    1万800円

研修の開設期間は3月10日~11月30日で、冬季の研修は行なっていません。研修は予約制となっています。

また短時間の体験コースもおススメ。

・ 坐禅(所要時間約60分) 1,080円

・ 写経(所要時間約90分) 1,620円

ちょっとゆるめの修行体験

もうちょっと「ゆるめ」の修行体験がしたいという人にはコチラがおススメ。滋賀・安曇川にある西音寺です。

1泊2日のプチ修行体験(宿泊費+朝夕食代+体験料)が1万4,000円。

琵琶湖を一望できる宿泊施設が用意されます。食事は地元の食材を使った郷土料理が楽しめます。

・ まずはお寺が用意してくれる作務衣に着替えます。
・ 頭を心地よいシンプルな状態にする「瞑想体験」。
・ 精神を集中させて文字と向き合う「写経体験」。
・ 木魚や大鐘を通して仏教を知る「お寺の楽器体験」。
・ お経を唱える「朝夕のお勤め」、そして「お寺の掃除」「おしょうの仏教講義」などに加え、
「広い本堂でゴロゴロ」
「境内で読書」
「田園風景を見ながら一息」
「田舎の散歩で巡礼めぐり」
とゆるめの内容も盛り込むことが可能です。

西音寺の修行体験は、参加者の希望に合わせたプランを組むことが出来るのが特徴。「修行」というと躊躇してしまうような人でも、気軽に参加出来る体験プランとなっています。

本格的な断食修行にチャレンジする

成田山新勝寺では「断食参籠修行」が出来ます。断食は決して楽な修行ではありません。そういったことも考慮され、次のような手続きが必要となっています。

まずは断食参籠修行係に電話予約
      ↓
初めての人は減食(事前修行)についての指導を受ける
      ↓
入堂当日、指定病院にて健康診断(断食者用)を受ける
      ↓
診断書を持参して参籠堂へ
      ↓
参籠堂にて担当者の指導、申込書の提出(保証人の連絡先も必要)

面倒な手続きだと思われがちですが、それだけ厳しい修行だということが分かります。
このほかにも
・ 薬を常用している人
・ 病気治療を目的としている人
の申し込みは不可となっています。

断食参籠修行の概要は、2泊3日~6泊7日(初めての人は4泊まで)

寝具使用料・燈明料として2泊3日5,000円、4日目からは1日追加毎に1,000円加算されます。

入堂後は一切買い物が出来ませんし、携帯電話やパソコンなどの情報機器の持ち込みも不可となっています。持参するのは必要最低限の日用品程度。

また世話係の人が不適当と判断した人は退堂させられるそうです。

滝行~滝に打たれて心も無になる体験をしよう

東京の西多摩郡檜原村にある「九頭龍の滝」であの滝行が体験できます。初心者や女性、高齢者の方もOK。水着の着用も可能なので、上衣がはだけても安心です。

滝行料金は5,000円ですが、九頭龍神社へのお賽銭1,000円、また昼食代も必要になります。

滝行と言うとお経を唱えるイメージを持つ人が多いと思いますが、キリスト教の人は祝詞、賛美歌などでも構わないとのこと宗教・宗派は問わないそうです

滝行は神道では禊、祓いの神事、仏教では行の一環とされていますが、日本の伝統行事のひとつでもあります。正式な滝行を行ないたいという方は事前に相談してみましょう。

平日3名様からの受け付けとなっており、主宰者指定日であればひとりでの参加も可能です。

企業・団体等の滝行の場合は、近隣の宿泊施設を利用して1泊2日の体験コースもあります。費用は2食付きで1万5,000円~となっています。

詳しくはHPを御覧下さい。

人生のプチリセット

物は豊かになっていても、心が満たされていないと感じている人が多い現代。

「本当に必要なものは何か…」
「もっとシンプルに生きることが出来ないのか…」
「豊かな人生とは、どんなものなのか…」

日々悩んだり迷ったり、ちょっとしたことで一喜一憂する人生に、時折憂鬱になってしまうことも少なくありません。

そんな時は日常の生活から離れ、厳かに、そして心身ともに浄められる修行体験がおススメ。自分を律し、自問自答する時間を得られる機会なので、人生のプチリセットにもなるのではないでしょうか。

ここに掲載されている情報は変更になる可能性があります。利用される際は、必ず事前にHPやお電話で確認するようにして下さい。(執筆者:藤 なつき)