「過払い金」は戻ってきた後が大切

過払い金の返金

過去に消費者金融などから借りたお金につき払い過ぎていた利息があればその返還請求をすると、時効になっていなければその過払い金が戻ってきます。

過払い金があるかどうかの診断や相談を勧めるCMは誰もが一度は目や耳にしたことがあると思います。

元々自分が払い過ぎていたお金ですから返してもらうのは当然です。司法書士や弁護士などの一定の費用はかかりますが、過払い金を超えることはありません。

特段難しい手続きもありませんので、まだ請求をしておらず、もしかしたらと思う方はCMではありませんが、一度調べてみる価値はあります

戻ってきた後が大切

思いもよらず数十万円から100万円を超える過払い金が戻ってきたら、元は自分のお金とはいえそれはうれしいですよね。臨時収入だと思ってあれこれと使い道を考えてしまうのではないでしょうか。

しかし、考えてみてください。やむをえない事情があった方もいるかもしれませんが、ちょっとした買い物やレジャーに借りたお金が積み重なって大きな額になり、多額の利息を含めて長期間返済してきたことを。

その間、毎月節約をして大変な思いをしてコツコツと返済してきたのではないでしょうか。

堅実な生活を

もう二度と安易なキャッシングはしないと肝に銘じた方も多いと思います。そして返済後は自分の収入の範囲内に支出を抑え堅実な生活をされていると思います。

戻ってきた過払い金を買い物やレジャーに使ってしまったら、せっかくできるようになったお金の管理の習慣が壊れてしまわないか心配です

過払い金という臨時収入が入ると気が大きくなってしまいます。ギャンブルで当てたような感覚になるかもしれません。でもキャッシングを始めてしまった頃の生活には戻らないでください。次はもう過払い金はありません。

過払い金は思ったより簡単に戻ってくるかもしれません。しかし、それはなかったものとして将来のために貯蓄することをお勧めします。過払い金が戻ってきたらどうするか、戻ってきた後が大切です。(執筆者:犬山 忠宏)

この記事を書いた人

犬山 忠宏 犬山 忠宏()»筆者の記事一覧 (34) http://www.ee-keiri.net

犬山忠宏税理士事務所/FPオフィスp.1 代表
神奈川県出身 昭和34年生まれ。明治大学経営学部卒業後、製造業の企業に経理職を中心に30年勤務。2012年に早期退職し、税理士、ファイナンシャル・プランナーとして独立開業。「お金と税金について知ること」をお手伝いして皆さんの人生を少しでも豊かにすることを目標に活動しています。
<保有資格>: 税理士、CFP®認定者、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、宅地建物取引士、マンション管理士
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