火災保険や地震保険に加入する場合、地域や建物の構造によって保険料が異なりますよね。これですと、なかなか安心して保険に加入できません。

家を所有している人だけでなく、賃貸物件に住んでいる人も決して他人事ではありませんが、今回はそんな賃貸入居者向けの家財保険「賃貸あんしん生活プラン」を紹介します。

賃貸あんしん生活プランの概要

賃貸あんしん生活プランは、ユニバーサル少額短期保険株式会社が提供する保険です。家財総合保険と入居者総合賠償責任保険がセットになっています

賃貸生活に関係するあらゆるトラブルや事故から、入居者を守ってくれる保険です保険金の金額によって商品パターンが4種類あり、保険料が異なります

手厚い補償内容の賃貸あんしん生活プラン

賃貸あんしん生活プランさえあれば、入居者の事故やトラブルの対応は万全というくらい、充実した補償内容がメリット。補償内容は、以下のようになっています。

家財損害保険金

(1) 火災
(2) 落雷
(3) 破裂、爆発
(4) 風災、ひょう災、雪災(損害額が20万円以上の場合)
(5) 建物外部からの物体の落下、衝突など
(6) 給排水設備事故またはほかの戸室で生じた事故による水漏れ
(7) 騒じょう、集団行動による破壊活動

盗難保険金

(1) 家財の盗難

(2) 通貨、預貯金証書の盗難

持ち出し家財保険金

賃貸住宅から一時的に持ち出した荷物が日本国内の他の建物内で家財損害保険金の(1)~(7)に該当する場合

盗難保険金の(1)に該当する場合

水害保険金

台風や暴風雨などによる洪水、高潮、土砂崩れなどによる水害によって家財が損害を受けた場合

生活復旧費用

家財損害保険金の(1)~(7)の事故において、生活を復旧するために必要な仮住いのための宿泊代や引っ越し費用、新居への賃貸契約再締結費用

残存物片づけ費用

家財損害保険金の(1)~(7)の事故において、取り壊し費用や後片付けの費用など

失火見舞い費用

賃貸住宅を火災や破裂、または爆発などによって近隣戸室の所有物を破壊させてしまった場合

盗難、ピッキング再発防止費用

盗難保険金が支払われるときに、ドアロック交換費用もしくは防犯装置設置費用

盗難時宿泊費用

盗難保険金が支払われるときに、臨時の宿泊施設を利用する費用

修理費用

家財損害保険金、盗難保険金が支払われるとき、大家さんとの契約で自腹で修理をした際の修理費用の実費

借家人賠償責任保険

失火や爆発事故などを起こして賃貸住宅に損害を与えたときに、大家さんに法律上の損害賠償責任を負担した場合

個人賠償責任保険金

水漏れ事故で階下の住人に損害を与えてしまい、法律上の損害賠償責任を負担した場合

いずれの保険金を見ても、自分が加害者となった場合、そして被害者となった場合のほとんどすべてのパターンをカバーしているのが分かりますね。

保険金も手厚い

もらえる主な保険金は、商品パターンによって以下のように異なります。

・ 家財損害保険金 → 400~700万円
・ 盗難保険金 → 40~70万円
・ 水害保険金 → 280~490万円(再調達価額30%以上)、40~70万円(同15~30%)、20~35万円(同15%未満)
・ 借家人賠償責任保険金 → 1,000万円

掛け金もお得

しかし、実際に気になるのはその掛け金です。

賃貸あんしん生活プランの掛け金は、家財損害保険金が最高400万円のA040プランの場合、1年契約で8,700円、2年契約では1万7,000円となり、月の家賃よりもはるかにお得な掛け金です。

免責事項に注意

保険には免責事項がつきものですが、賃貸あんしん生活プランにも免責事項はあります。まず、自身はこの保険の対象とはなっていませんので、別途地震保険に加入しなければなりません

また、盗難、ピッキング再発防止費用については、接着剤などを鍵穴につけられるいたずらの損害については補償されません

そして、貴金属や宝石、時計や骨とう品などで1個または1組の再調達価額が30万円以上のもの、カードやディスク、記録媒体のデータやプログラムについても保険の対象外です

免責事項もある賃貸あんしん生活プランですが、賃貸生活にまつわるほとんどすべてのトラブルに対応してくれるこの保険、加入価値はあると言えます。(執筆者:角野 達仁)