発行済み株式数によって分けられる株の種類

「小型株」とは、発行済み株式数や時価総額が小さい銘柄のことです。株式は発行済み株式数によって、大型株、中型株、小型株の3つに分けられます。

2億株以上の株を大型株、6,000万株~2億株未満を中型株、6,000万株未満を小型株と呼びます。(東京証券取引所での解説より)

それに加えて、私独自の基準では時価総額が500億円以下の上場企業も小型株に分類しています

知名度がある株や東証一部上場企業は株式発行数、時価総額ともに規模が大きく大きな株価変動が少ないのです。大型株は、主に大口の資金を動かす機関投資家によって売買されています。

株価が日経平均に連動しているような値動きで、急上昇がほとんどなく、その割には株価が下方向に振れやすい。投資初心者の方は知名度や安心感から大型株を保有したがりますが、最近では旨みが少ないと思います。

言い換えれば、儲けがなかなか増えないというジレンマがありますが、小型株は時価総額、株式発行数ともに小さく値動きが非常に軽いのです

業績以外でも、好材料や流動性の少なさから株価が一気に動くタイプの株といえます。

小型株の銘柄選び

小型株の銘柄選びの王道としては、成長株になりますが、株価と業績が連動しているタイプの株が狙い目です。

しかし、期待先行型の企業はやめておきましょう

このタイプの株はバブルになれば天井知らずに上がっていく反面、それが弾ければ目も当てられないほどの株価にまで下がっていきます。

過去のITバブル、ライブドアショック前の新興市場のようにブームが過ぎ去ったあとは悲惨な状況となります。他にも一時的な流行、ブームで株価が急上昇する株もあります。

業績の伸びがある企業に早めに目をつけ、勢いのあるうちに手放すくらいのほうが良い結果になるはずです。

短期的に大きくリターンを得る方法について

それは、マーケットの期待を上回る増益率を達成できる企業を見つけることです

増益率が高いか低いかの因果関係は、短期的にはそれほど大きな差はなく、予想を上回ることがポイントです。

ポジティブサプライズは市場で最も好感される内容ですが、すべての投資家の予想をさらに上回る株を見つけること。

こんな株を事前に保有できていたら、あなたはすぐに大きなリターンを手にできるでしょう。増益予想をしている会社はたくさんあり、それを事前に見つけることは誰でもできますが…

予想をさらに上回る会社を見つける企業を事前に見つけるには根気と努力が必要です。(執筆者:坂本 彰)

次回:「過小評価」されている株の具体的な探し方